飲みたい夜に。 (ページ11)

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「それですっごい私も悩んじゃって、

だったら私がお店を作りたい！ってずっと言ってたんです」

かい「僕が部屋にこもってるのを見る度

“私が大きくなったらお兄ちゃんが安心して
お外で美味しいご飯食べられるようにする！”

って」

思い出したのかニコニコしながらお兄ちゃんは話した

増田「え〜っ、絶対可愛いだろうねえ」

「一昨年、色々頑張ってやっとお店を持ちました

地下にお店を作ったのも、個室が多いのも、
貸切制度、裏口制度、完全秘密主義

全部お兄ちゃんのためなんです、えへへ

でも、お兄ちゃんの仲良しな方なら
もちろん私とも仲良くして欲しいです！」

増田「じゃぁ、誰が飲みに来たとか言わないの？
なんの会話してた〜とか」

「もちろん言いません、
人は誰だって隠し事や秘密があります。

いいたくても言えないじゃないですか

でも言ってスッキリしたい、誰に相談したい
とかあればみんなここで、、

でもここで聞いた事相談されたことは
誰にも言いません

芸能人の方も、一般の方も、」

かい「僕にも教えないの？」

「当たり前だろー！」

手をグーにして掲げると

お兄ちゃんとまっすーさんはひっくり返りそうな程笑っていた

この時間も、私だけの大切な時間にするんだ

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