ジェシーの妹はたろちゃんに叱られたい！③ (ページ26)

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刑事さんが2人、ベッドの横に来ると手帳を見せてそれぞれ
名前を言った

原田「原田です」

三上「三上です」

「Aです、よろしくお願いします」

ぺこりと頭を下げると、私の周りにみんなが座り
話が始まった

原田「早速ですが、お怪我の具合は？」

「寝ていたせいが傷口とかはだいぶいいです、
ただ、歩くのはまだかかりそうで、、、」

原田「そうですか、、、。刺された時の事は覚えてらっしゃいますか」

刺された時、、、
私は何をしていたっけ、、、

「えーと、、、なに、してたっけ」

ジェ「Aの、誕生日会、、覚えてない？」

「あー、そうそう、、、あれ、、、」

田中「どーした？」

「なんか、思い出そうとすると霧がかかったみたいによく分からないの」

原田「そうですか、この女性に見覚えは？」

目の前に出された写真をみんなで覗き込むと
黒いパーカーを着ていて、長めの髪がフードから出た写真

原田「現場付近のカメラに写っていた人物なんですけど、ここ、手に血が着いてるんですよね」

「うわっ、ほんとだ怖い」

原田「わかりませんか？」

「刺されて、何か、何か言われたんです」

三上「それはなにを、、？」

なんだったっけ、
何か、心臓がギュってなって、、、、

思い出せ、私

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