ジェシーの妹はたろちゃんに叱られたい！③ (ページ23)

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高地side

Aが眠ってから約1ヶ月、
マネージャーに頼み込んでやっと久しぶりに6人でお見舞いに行けることになり、部屋に入るなり囲んで座り沢山話しをする

高地「ねえ、このお菓子食べていー？」

ジェ「だめ！Aの！高地お菓子禁止！」

高地「ちぇー」

棚に並んだお菓子を指さすとジェシーに怒られた

樹ときょもは何か2人で喋ってケラケラとして
北斗は慎太郎とAの手のマッサージを始めた

皆、Aに会えて嬉しいもんな

高地「A、今日歌番組でAのパート皆で歌ったんだよね」

ジェ「樹歌詞間違えてたー！」

田中「いやゆうなって！」

松村「あれは無いよね」

京本「そういやAのパートでさ、“こっから”の“タリラリラリラッタ”って所ちゃんと歌詞があったのに早口で歌えなくて変えたって話好きなんだよね」

森本「歌自体難しいよね、俺も間違いかける時あるし」

皆で笑って話をしていると、指先が動いたような気がした

高地「A、、、？」

「、、、んっ、、、」

瞼が何度も動いては状況を処理しようと頑張っていた

森本「俺！誰か呼んでくる！」

慎太郎が走って医者を連れてくると、
光を追わせ、名前と年齢を尋ねてクリアした。

もう少し安静にはしなきゃ行けないらしい。

だけど俺たちは嬉しさのあまり頭を撫でたり頬を常ったり
感動の再会を果たしていたのに、

「お兄ちゃん、、この人たちだあれっ、、？」

少し怯えた表情でジェシーの袖を掴んで震えた

俺たちは顔を見合せて眉を寄せた

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