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目黒side
Aが刺されたと聞いてSnowManもいても立っても居られなくて面会をマネージャーに頼みこんだ。
まだ、起きてないし刑事事件でバタバタしてるからもう少し後になると言われて1週間。
ようやく会うことが出来るみたいだけど、
まだ目は覚めてないらしい。
重い鉄のような扉をゆっくりと開けると
小さな背中がカーテンから差し込む光に照らされて
本当にただ眠っているかのようだった
目黒「A、
Aの好きなお花、ピンクで包んでもらったんだよね」
もちろん返答なんてある訳でもなく
ゆっくりと窓際に進んで顔を覗いた
目黒「え、泣いてる？」
ツー、と伝った涙を指先で拭うと
廊下ですれ違った慎太郎くんを思い出して胸が締め付けられた
目黒「やっぱさ、勝てねぇよな、、、」
SixTONESがデビューする前にダンスレッスンをする姿を見つけて珍しさで声をかけてみれば凄くいい子ですごく笑う子だった
同時デビュー出来たことを知った時は2人で喜んで、
2人で泣いた。
たまに口から出てくる『慎太郎くんと仲良くなりたくて』
そんな言葉になんだか嬉しくて色々アドバイスをしてた
2人で初めて遊びに出かけたことを聞いた時は
嬉しさより不安が勝っていた。
この3年くらいで変わっていく2人
俺はあの時のまま立ち止まってるのかもしれない。
もっと早く気持ちに気づいて、もっと早く行動していたら
何か変わっていたのだろうか。
でも、いつしか番組で言ってくれた
『蓮くんは優しいお兄ちゃんみたい』って言葉が複雑に胸に絡んで進めずにいるんだよね
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作者名：生物 | 作成日時：2024年3月26日 4時
