2-47 ページ47
.
.
フワッと付けられた白のペンライト
ゆっくりとそれが揺れだした
スポットライトが私に照らされ、ゴロゴロと奥から音が聞こえた
「え、、、」
ジェ京松高『はっぴばーすでーとぅーゆー』
4人が押す台には大きなケーキ
「え、なっ、、？」
6人『はっぴばーすでーでぃあ？？？』
”Aちゃあーん”
6人『はっぴばーすでーとぅーゆー』
“おめでとう〜！！！！”
沢山の揺れる白いペンライトと、お祝いの言葉を叫ぶファン。
「なにこれ、ねぇ、なにこれ、、、」
涙を溜めながら戸惑うウサギが大画面に写った
ジェ「おめでとう、A。」
「おにぃちゃあーんっ！！！」
会場に響いた声、
涙を堪えらず、お兄ちゃんの胸に飛び込んだ
ジェ「邪魔だなぁ、耳」
田中「やばくね、その耳」
「ねぇ、まじで今日のライブ終わったかと思った！」
森本「ごめんごめん」
「なに？どこから仕込んでたの？
てかまず、ありがとうございます！！」
心臓がまだバクバクしている。
京本「ケーキがね、届いてなかったんだよね」
松村「マジで焦ったね、だからジャン負けしたヤツが時間稼ぎに行こうってなってさ」
田中「んで俺らが喧嘩して出てきたのよ」
高地「喧嘩理由やばかったね
そもそも喧嘩しなくてもよくね？」
「そうなんだけど、この代用衣装選んだの誰？」
5人『、、、、(ジーーー)』
松村「、、、え」
「、、、松村ぁー！！！！！ぉお返し申す！！！！」
ウサギの被り物を勢いで取り松村に被せた
松村「うわぁっ、、てかそれ俺のぉ！」
ドッと会場が笑いの渦に包まれ、
写真も撮りまくって、その日の後半はいつも通り押しまくって、ライブは無事終わった。
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 409人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：生物 | 作成日時：2024年2月18日 14時
