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「“あなたのアイドル！サインはB〜！チュッ！”」
“キャ〜！！”
下から勢いよく上がってきた“ウサギ”が歓声に包まれた
「みなさんよろしればペンラをカラフルにしてくださ〜い！」
「そして、合いの手わかる方よろしくお願いします！」
“A、フッフ〜！”
“A、フッフ〜！”
「“ようやく会えたね！嬉しいね！
待ち遠しくて足をバタバタしながら、今日楽しみで寝れなかったよ〜！”」
“オレも〜！”
カラフルに包まれた会場が、一体になって、
幸せがギュッと詰まって、私の胸にダイレクトに入ってくる。
「“ちゃんと見えてる、君のサイリウム〜！！”」
“キャアア！！”
会場を歩いたり、ゴンドラに乗って移動したり
ファンの皆の顔を見てファンサをしていく
その度に幸せな顔を見せてくれて、
笑顔を向けられる。
「“見てよ、見てよ、なにか始まる
7人での物語が、あぁなんて、素晴らしい景色だ！”」
「“みんなが、味方で居てくれたら爆レスをあげる”」
「”アナタのアイドル、サインはB〜っ！チュッ！”」
初めての1人でのステージをやり切った空気のな中、
拍手と歓声に包まれた。
すると、
イヤモニからマネージャーが叫んだ。
『Aさん！ごめんなさい！田中さんと森本さんが喧嘩してるので場を繋いでいてください！！』
あぁ、なんて、トラブルが多い日なんだ。
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作者名：生物 | 作成日時：2024年2月18日 14時
