ジェシーの妹はたろちゃんに叱られたい！② (ページ41)

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八木「あのさ、聞きたいことがあって」

「うん、、？」

楽屋から出て少し歩いた廊下で立ち止まった

八木「撮影してた時さ、連絡は撮影用の携帯だったでしょ？」

「そうだね」

確かに、私たちは撮影用の携帯をスタッフから渡され
期間中はそれでやり取りをしていた

「どうしたの？」

少し耳を赤くしたゆせくんがうつむき、呟いた

八木「連絡先、、、交換してくれないかなって、、、」

「えっ、、、」

八木「嫌っ、だよね、ごめんね、もう撮影終わったのに、、」

「ううん、すっごい嬉しい！私スマホ取ってくるね！」

その言葉に笑顔になったゆせくんを少し見つめ、
本当に嬉しくて楽屋に駆け戻った

ジェシ「何探してんの？」

「スマホ〜、あれー？どこやったっけ」

高地「さっき触ってたよね？」

「ねぇ、樹の前でスマホ見てたんだけど、そのあと知らない？」

田中「知らなーい、ポッケとかは？」

「ううん、ないの」

衣装のポケットにもさっき座っていたソファーにも机にもなくて
諦めようとした時、

ジェシ「あれ、鳴ってるよ」

お兄ちゃんが鳴らしてくれたみたいでどこからか聞こえてくる

「んー、、と、、、、、」

森本「、、、」

「たろちゃん、、、？」

音はたろちゃんの下から聞こえてきて、
近づくと視線をそらされた。

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