ジェシーの妹はたろちゃんに叱られたい！② (ページ32)

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八・貴『カンパーイ』

美味しそうな料理を目の前に、
お酒の入ったグラスがカチンと鳴った

八木「最終日だね」

「うん、楽しかった」

八木「さ、食べよう？」

「うんっ」

最初は断ろうかと思ったり、乗り気になれなくて
ゆせくんを困らせることが沢山あった

なのに、困った顔をひとつもせずに、
ゆせくんは私と一緒にいてくれた

「ありがとう、今日までお付き合いしてくれて」

八木「えっ、まだ夜はこれからだよ」

「ふふ、なんか、思っちゃったら口に出ちゃった」

八木「うん、俺もありがとう、お付き合いしてくれて」

なんだかしんみりしたラスト、
食べおわった食器を2人で片付けて
お酒片手にソファーへと座った

八木「もう少しこっちおいで」

「うん、」

これでもかってくっついてしまって、
慌てて少し離れようとしたけど
腰に手を回されてもっと密着した

なんだか暖かくてそのまま肩に頭預けた

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