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「慎太郎くん」
森本「、、、え、うわ、今めっちゃ鳥肌たった。懐かし！」
出会いたての頃の呼び方、慎太郎くん
優しく、丁寧に呼んでソファーに居たたろちゃんの顔を上げさせた
森本「え、なに？撮ってんの？」
「はぁーい、こちら撮影前の慎太郎くんです！
たまに構ってくれない時があります！
どうすればいいか募集中です！！！」
森本「え、なになになに、おいでよ」
「きゃっ、たろちゃんちからつよーい」
森本「ごめんって。」
捕まった私はたろちゃんの腕の中にいて一緒にソファーに
寄りかかるようになって、スマホを掲げて2人で映るようにした
森本「この後2人で雑誌の撮影でーす、待っててね〜」
「またね〜！」
録画を切ってスタッフさんに動画を送ると
たろちゃんが腕の力を少し強めた
森本「慎太郎くんってなんか、、好き。」
「えっ？今度からそっちがいい？」
森本「でも、たろちゃんってメンバー誰もいないから特別感。」
「そ、、、か」
仲良くなれた頃、それ言ってた。
Aに呼ばるなら“たろちゃん”がいいって。
近づけた事が嬉しくて、たろちゃんの笑顔見れるのが
すごく嬉しくて、何も用事がないのに呼んだりしてた。
「たーろちゃん、たろちゃんっ、ちろちゃん！」
森本「なんか最後違うのあったじゃん！」
「たろちゃんとの撮影が、1番好きかも」
森本「、、、バカ、調子乗るからやめて」
私の背中にコツンと乗った暖かいおでこ
調子乗ったっていいよ、本当のことだもん。
でもたろちゃんのは、きっとそれは、、、、
優しさ、
なんだろうね。
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作者名：生物 | 作成日時：2024年2月18日 14時
