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廉「いつの間にか、俺も2人の輪に入れるようになったし
2人で遊ぶことも増えて、目で追いかけるようになった。
他のクラスでAが好きってやつおったら潰しに行くし」
「いや怖、何やってんの」
廉「それが俺やねん、」
「やり方が怖いのよ、潰すとか言わない」
廉「海人は知ってんで、見られたから」
「ちなみにどんなやり方なの」
廉「え、、、、。げ、限定フィギュアあげるから、もうAのこと見んなって、、、」
怖、すご、
でもなんか可愛い。
てか、それで終わる恋ってなにそれ
廉「なんか、スッキリした」
「え？」
廉「俺、今のままですげぇ楽しくって、Aのこと欲しい！って独占欲まであったんだけどさ、そんな中、敵わない敵がいて、諦めてた。
いや、多分諦めてるっちゃ諦めてるんだけど」
「敵わない、敵？」
廉「俺さ、多分さ、Aが幸せに笑顔いっぱい笑ってる姿が見たいんだよ」
「、、、」
廉「それは俺じゃないって最近気づいて、、、だから」
「それは、だれ？」
廉「え？」
「私だってアホなわけじゃない。」
廉「A、、？」
「廉が思ってる敵わない敵ってのを聞かせて欲しい」
廉「それっ、は、なんというか、、、」
私は廉に少し近づいて、少し力強く答えた
「私、気づいたの、」
廉「、、、なに、を」
「お兄ちゃんの事が好き、好きになっちゃったの！」
廉はそれを聞くと、目を大きく見開いて驚いた
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作者名：生物 | 作成日時：2024年2月14日 0時
