09 ページ9
.
.
「よーーーし！そうと決まればショッピングだよ！
タカ！車回して！」
タカ「え！姉貴いつからそこに？！」
「んー、ガラの悪いシャツ見せてるあたり」
ハル「もうだいぶ最初っからじゃないっすか〜！
はずかしいっ、、、
てかかっこいいシャツっすよ！」
「ハルも着いておいでよ」
ハル「はい！」
「何してんの、ワンコもだよ」
松村「えぇ、俺もですか、、、」
静かに逃げようとしたワンコを捕まえると少し嫌そうな顔をした
なんだその顔撫でくりまわしてやろか
車に乗ると少し空いた窓から入ってくる風に
ワンコの髪の毛が揺れて見ているとなんだか眠ってしまいそうだった
松村「あの、俺ってバイト、なにしたらいいですか」
「あ、そうだよね。今のところないから好きにしててよ
大学もちゃんと通うこと。あ、お金は心配しなくていいよ」
松村「ざっくり、、、」
「だーって堅苦しいの嫌でしょ？」
松村「働いてないのにお金は貰えませんよ」
「今こうして私の買い物に付き合ってるじゃない」
松村「え、俺も弟子ってことですか？」
「ワンコはならなくていいの。」
こんな私に仕えたところで何も得ることは無いし
ワンコにとってマイナスとなることはわかってる。
少し私がワンコに興味が湧いてしまったから。
でも、ワンコに何かあったら死ぬ気で守る。戦うつもりだ。
そして、離れることも考えておかなければいけない。
そんな日が来ないといいけれど。
「ワンコ、キミが嫌になったらいつでもやめていいんだからね。」
小さな声でつぶやくと、ワンコは私の顔を少し覗いて首を傾げた
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 424人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
生物(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！！是非最後まで読んでくでくださったら嬉しいです😭これからもよろしくお願いします！ (1月30日 14時) (
レス) id: 5a1976e248 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すっごく面白いです！今後ワンコと夢主ちゃんがどうなっていくのか気になります！続きも楽しく読ませていただきます！ (1月29日 22時) (レス) @page17 id: 4b051cf7f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：生物 | 作成日時：2024年1月26日 4時
