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タカ「俺ら半分死にかけてさ、そん時助けてくれたのが姉貴」


松村「え、それどうやって助けたんですか」


ハル「もうズババーとだよ、すげぇよマジで」


タカ「バカ、わかんねぇだろ。
まだ高校生だった姉貴が会長に相談したんだって、俺らがやられてるってのを。それで会長が守ってくれたんだよ
本当は家族でも組の一員でもないのに。」


松村「それでも、助けてくれたんですね
でもなんでふたりのこと、、、」


タカ「うん、姉貴が中学生の頃、いじめられててさ
クラスメイトに店でカバンに商品入れられたことあって
あれあるだろ?出口に」


松村「なるやつですか?」


タカ「そう、それ見ちまったけど、話しかけたらおかしいだろ?知らねーガラの悪いやつがきめぇだろ。
だから俺たち商品隠し持って姉貴が出るタイミングで一緒に出たんだよ」


ハル「フハハッ!そしたら見事に俺たちだけ事務所だよ」


タカ「人ってやっぱ外見で判断すんだよなー」


ハル「でもそのおかげで姉貴は無事だったんだよね」


タカ「その瞬間は、やっぱ驚いた顔で俺たちを見てたんだけど
帰って、カバン見てその事に気づいたんだって。
その時のお礼って。」


ハル「でも、それは死ぬ事じゃなんでもないだろ。
俺たちはあそこで死んでたかもしれねぇ。」


タカ「だから、ここにいると決めたし
多分この先もずっと、俺たちの“姉貴”」








昔のことなのに、タカとハルが幸せそうな顔をして語るのをみて

少しうるっと来てしまった。

私が跡を継ぐ時も率先して着いてきてくれると誓ってくれた2人

私はこの先もずっと、“姉貴”になると誓ったんだ。






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生物(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!!是非最後まで読んでくでくださったら嬉しいです😭これからもよろしくお願いします! (1月30日 14時) (レス) id: 5a1976e248 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すっごく面白いです!今後ワンコと夢主ちゃんがどうなっていくのか気になります!続きも楽しく読ませていただきます! (1月29日 22時) (レス) @page17 id: 4b051cf7f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:生物 | 作成日時:2024年1月26日 4時

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