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そうと決まれば話が早いものだった
「ワンコーワンコどこー?ワンコ!あ!いた!」
松村「それ、俺っすか?」
「うん、ワンコ。可愛いあだ名でしょ?」
松村「なんか、うーん」
「あ、ほらこれ、あのボロ屋に30万の初期費用は高いよ
ワンコはほんとボッタクられるの好きだね」
松村「え、ありがとうございます、、
それでも家賃が安くて助かったので」
「意味ないじゃん、初期費用でこんな取られてたら」
松村「まあ、そうですよね」
「この部屋自由に使ってよ、掃除はごめんけど自分で!
家具も好きに使って!」
松村「はい」
運び込まれたものは、ほとんど勉強道具で
お洋服なんてセットでみると3着くらいだった。
松村「あの、」
「ん?何か欲しい?」
松村「いや、あの、名前、聞いてなかったなーって」
「あー、、、そっか、そうだったね」
松村「お姉さん?、、なんて変じゃないですか」
「A。、、、まあ、好きに呼んでよ」
松村「Aさん、いい名前ですね」
少し口角の上がった作り笑い
なんて見ればすぐわかるのに、
なんだか少しだけ心臓がはねる感じがした。
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生物(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!!是非最後まで読んでくでくださったら嬉しいです😭これからもよろしくお願いします! (1月30日 14時) (レス) id: 5a1976e248 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すっごく面白いです!今後ワンコと夢主ちゃんがどうなっていくのか気になります!続きも楽しく読ませていただきます! (1月29日 22時) (レス) @page17 id: 4b051cf7f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:生物 | 作成日時:2024年1月26日 4時