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松村side




俺は、なんでこの人のゆうこと全て聞いてしまうのだろう。


そう、、、何度も考えた。


俺が何度も冷たい対応しても、笑いかけてくれて。



それなのにあの日、突然クビ宣告されて
いつもの俺なら“あぁ、そっか”で終わる話だった。



なのに、その日は凄い悔しくて、、、、



この輪に入れなかった、という現実が辛くて
初めて人に興味が、湧くということが分かった。



だから俺は、強くなろうと決めた。
強くなればこの人と一緒にいれる、と思ったのに。



それなのに、やっと会えたのに、



今目の前でその人はこの変な男の人と戦ってるの?
あんなにボロボロになっても、目は変わらない。
そして、そんな目でそいつを見てるの?




松村「Aさんもうやめて!」




気づけば、俺は大きいな声を出して
俺と目が合えば、なぜか嬉しかった。




「ワンッ、、いっ!!!」


松村「Aさん!!!」


高崎「よそ見してんなよ!」


松村「Aさん!Aさん!ごめんなさいっ」




俺が呼び止めたせいで、、、
Aさんが殴られてしまった。




「ワンコ、ごめん、、、いっぱい迷惑かけて、、ごめんっ、、」




Aさんのいつもの目が、俺を見つめて
今にも泣きそうな顔になっていた。




サル「姉貴、もうすぐ京本さんがっ、、」


松村「俺が行く。」


「ワンコ?」


サル「おい?」




多分、俺は今日、この時のために
Aさんを守りたくて、Aさんの笑顔が守りたくて
空手を始めたんだ。






松村「ふぅーーー、、、、」


高崎「次は君が来るの?」






神様。


いつも、俺の事を思ってくれたAさんを
今日は俺が思っても、許されますか?






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生物(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!!是非最後まで読んでくでくださったら嬉しいです😭これからもよろしくお願いします! (1月30日 14時) (レス) id: 5a1976e248 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すっごく面白いです!今後ワンコと夢主ちゃんがどうなっていくのか気になります!続きも楽しく読ませていただきます! (1月29日 22時) (レス) @page17 id: 4b051cf7f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:生物 | 作成日時:2024年1月26日 4時

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