飼い主様とワンコ

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「ふぇっ、、サル〜！」




ぎゅうぎゅうに詰めて指定場所に向かう車の中




サル「いや、可愛かったっすよまじ」


「いやぁああっ」


京本「そんな嫌がんなくてもいいじゃん、ねえ？」


タカ「はい！最高でした！可愛い姉貴久しぶりに見ました！」




結局私は言ったわけであって、、、




『た、、たいちゃん、助けて、、、？』

京本『いや顔怖いから』

『たいちゃん、たすけてー』

京本『無理却下可愛くない』

『たっ、たいちゃぁん？助けてぇ？？』

京本『俺ぶりっ子嫌い』

『ふん！もういいもん！一人で行くもん！』

京本『それ！それ可愛かった！じゃー車用意してこよ〜』

『ふざけたやつめ、、、』





ってことでなんだかんだ助けてくれるわけであって、

でもさらに条件を出された。





京本「あんさ、さっき会話切れちゃったけど、
これからもこうゆう事絶対あるでしょ。」


「無きにしも非ず」


京本「いや、真面目に。」


「うん。」


京本「ワンコ、切れ。」


「なんっ、、、」


京本「じゃないと絶対、こんなもんじゃ済まないって。
ワンコも、Aちゃんも。
俺らは、俺たちは、住む世界が違うんだよ。
あいつと、離れなきゃ行けないんだよ。
色んなルールがあって、縛られて生きていかなきゃ行けないんだよ。
だから田中樹とも別れたんだろ。
父さんと敵対してるヤクザだったから。」




分かってる。

私たちがあらゆるルール中で縛られて生きているやつらだって

分かってる。

これは私のわがままから始めたことだから、

私が終わらせないといけないことも

分かってる。





たいちゃんは、痛いとこついてくるなあ。






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