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『では、今から定例会を始める』
「まって、」
『なんだ』
「足りない」
『なにがだ』
「京本組、2人足りない。どうしたの?」
定例会とは、様々な組が集いあって定期的に会議をすること。
その様々な組は協力するチームみたいなもので、
たまに、まとまって物事をする時がある。
そして、今私の前に座る京本大我率いる京本組、
先週は京本大我含め5人いたのに、今日は3人しか居ない。
京本「クックックッ、風邪だよ。風邪。ひくだろ?馬鹿でも。」
何かがおかしい、楽しそうに笑ったかと思うと
後ろの舎弟たちも肩を揺らし笑いを耐えてるし
京本「てか、どーしたの?
最近“わんこ”を飼ったとかなんとか噂で聞いたけど。
来ねぇの?
クーン、クーンって、おうちでお留守番でちゅか〜?」
「、、、は?」
タカ「姉貴、俺戻ってきます」
「お願い。ハルも。」
京本「今頃、ご主人様ぁ〜って鳴いてんじゃねーの?アハハ」
「なにしたの」
京本「は?しらねぇよ。」
「ねぇ!何したか聞いてんだよ!」
近づき胸ぐらを寄せると京本大我は目つきを変えて睨んできた
『もう、辞めないか。』
「でも!」
『なんでそんなに仲悪くなったんだ。』
分からない。
昔は庭を2人で駆け回って遊んでいたのに、
いつの日か京本大我は意地悪しかしてこなくなった。
私が悔しい顔をするとヘラヘラして怒ると手を叩いて喜ぶ
そんな京本大我がいつしか嫌いになった。
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生物(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!!是非最後まで読んでくでくださったら嬉しいです😭これからもよろしくお願いします! (1月30日 14時) (レス) id: 5a1976e248 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すっごく面白いです!今後ワンコと夢主ちゃんがどうなっていくのか気になります!続きも楽しく読ませていただきます! (1月29日 22時) (レス) @page17 id: 4b051cf7f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:生物 | 作成日時:2024年1月26日 4時