ジェシーの妹はたろちゃんに叱られたい！ (ページ45)

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「”私が居ないとデビューさせられない”
ってのは少し違うんだけど、“華が欲しい”って言われたの」

ジェシ「はな？」

「SixTONESが、怖かったんだって。
あの時ぶっ飛んでたことを皆がしてたし、ジェシーを単独で活動させたいって言われたの」

ジェシ「、、うん」

「私が入るならグループとしての活動を認めるって、、、
でも、華があればグループとして成功できると考えたみたい。」

ジェシ「、、そ、、か」

「SixTONESを大好きなファンのみんなに言われるのは分かってた。メンバーにすぐには溶け込めないのも分かってた。
でも、、いつか、いつかメンバーに認められて、ファンのみんなに7人でSixTONESだって言って貰えるよう、、、
頑張りたかった」

都合のいいように捉えて行動して、言ってるのは分かってる。

あの時の私は否定するということが怖くて、
おにぃちゃんのデビューが更に遠ざかるのが怖くて

ジェシ「うん」

「おにぃっ、、」

私の声は届かず、部屋へとはいって言ってしまった。

私は、おにぃちゃんに絶望させてしまったのが
胸が苦して静かに泣いた。

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