33 ページ33
.
.
橋本「どう？楽しい？もっと笑っていいよ？」
「楽しいですっ」
橋本「自然でね！もっと！」
田中「はあいっ」
橋本「じゃあ次は樹くん、Aちゃんの腰に手回せる？」
田中「ん、悪ぃな」
「あ、、うん」
なんか、緊張する
橋本「はい笑顔笑顔〜、今をときめくアイドルでしょ？」
田中「従って早く撮影終わらそうぜ」
「うん、、」
樹は、、嫌だったかな？
橋本「んー、なんか足りないねぇ、、、どうしようか」
少し冷めてしまった撮影現場
急に人差し指を立てて橋本さんが耳打ちをしてきた
橋本「絡みあり？」
「、、え？」
田中「どした？」
橋本「や、絡みありかなーって」
さっきと表情が変わって怖くなった橋本さん
絡みって、、、なんの事？、、、
「樹！手、、繋いでみる〜？？」
田中「おっ、いーじゃん、そうしようぜ！」
手を絡ませて橋本さんにアピールをすると
スタジオはほっこりしたけど、橋本さんは納得がいかないみたい
橋本「いやー、ぶっちゃけさテンション上がってたのよ
ジャニーズ唯一の女の子ってどーなのかなって。
周りイケメンばかりなんだよ？選び放題じゃん。
やってんでしょ、色々さ、ギリギリでいいから見せてくれない？」
「や、、あの、よく分かりませんっ、、」
橋本「あー、じゃあ、まずさ、鼻がくっつくくらい近づいてよ、いやくっつけてみて？
はい行くよー」
「あの、そうゆうのはちょっと、、、」
そんなことして今まで見てくれた方たちがどんな思いになるのか
考えるだけで嫌だ、、、。
橋本「なんで？ここでキスしろなんて言ってないじゃん。
それくらいのを視聴者は求めてんだよねー。
出来ないの？はー、テンション下がったわー。」
「ごめん、、なさい、、、」
橋本「ﾁｯ、裏ではどーせイチャイチャしてんだろ(ﾎﾞｿｯ)」
ザワザワとした撮影現場
田中「うるせぇな！出来ねぇもんは出ねぇんだよ！！」
樹のその声はスタジオに響き渡った
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 490人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：生物 | 作成日時：2024年2月4日 5時
