ジェシーの妹はたろちゃんに叱られたい！ (ページ30)

今日:1,502 hit、昨日:846 hit、合計:131,599 hit

30 ページ30

.

.

樹「おーい、迷子いる？」

廉「ほら来た樹」

「あっ、、、」

海人が私にカレーをすくって運び入れるところを見られてしまった

樹「帰ったら俺らもカレーだから」

「いや、そのあの、、海人と食べるカレーが美味しいじゃん？」

樹「俺らと食うカレーは嫌なのかよ」

「そうじゃなくてさっ」

海「てか迷子ってなに〜？」

「それはいいじゃん！」

樹「え、こいつ迷子だよ」

指を指して言ってくる樹を見上げて睨んだ

廉「え！だからあん時帰らんかったん？」

「だって！撮影して戻ったらわかんなかったんだもん！
れんがいたんだもん！！」

樹「スマホ楽屋にあったしな、スタッフに聞けばいいじゃん」

「どのスタッフに聞いたらいいかわかんなかったんだもーん！」

まさか迷子がバレると思ってなかった

私の中のイメージは、マネージャーが探しましたよってここに来て連れ出してくれることを狙ってたのに、、、

樹「マネージャーがいつも来ると思うなよ」

「げっ、バレてる」

海「じゃあ今度カレー食べに行こうね？」

「やざじいっかいとっ」

廉「ほら、樹に連れて帰ってもらいな」

「うん、行ってくるね」

海「今度番組出てね〜」

「絶対出る！！」

樹「俺も誘えよな！！！」

廉「樹もね〜」

ドアがパタリと閉まると静かになった廊下を

樹が手を繋いでくれて黙々と歩いていく

何だか楽しそうに歩く樹が面白かった。

.

.