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朝起きるとひーくんはもう帰っていて
“お水1本もらいました！
楽しかったです！おやすみなさい 浮所”
の手紙が置いてあって、なんだか久しぶりに変な酔い方してしまったのかと心臓がギュッとなった。
楽屋にいくと、たろちゃんだけ先に来ていて
「おはよう」って挨拶すると、「んっ」だけ帰ってきた。
「たろちゃん？ごめん、昨日ラジオ中に電話くれたでしょ」
森本「樹がね」
目の前の雑誌をみて、私のことを1度も見ようとしなかった。
隣に座って少しだけ覗き込んでみる。
「でも、あの、、、」
森本「浮所と仲良いの？」
「あの、映画で共演して」
森本「2人で、家で、飲むんだ。」
今日のたろちゃん怖い。
私がラジオで晒しちゃったからだ、、、
「ごめんなさい、、、」
森本「なんで？」
「なんでっ、、て、、あの、、、
私女の子なのに男の子と2人で飲んでるとなるとファンの皆が不安になるから、、です」
森本「んー、俺は？」
「俺、、、？」
くるりと私の方を向いて目線が会うと
少し悲しい目をしていた。
森本「俺、Aの家知らないんだけど」
私の家を人をあまり教えたくないのを、
たろちゃんにもしていた、、、
「家、、、知りたいの？」
森本「、、、うん」
コクリと頭を下にさげたたろちゃんが可愛くて仕方なかった。
こんな可愛いたろちゃん見れるなら教えてなくて良かったかも
でも、もっと叱られると思ってた。
たろちゃん、優しいから、、、
「じゃー、今度鍋パしようね！」
森本「いぇえええいっ！」
いつものたろちゃんに戻った、
良かった、、、、
でもそのあとたろちゃんに
怒るのはスタッフさんだからって怖いこと言われた。
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作者名：生物 | 作成日時：2024年2月4日 5時
