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先に戻ってて。すぐ行くから。
と先生に促され、教室へ戻ると。
「おい、誰が流したんだよ！」
と、甲斐くんがいろんな男子に聞いて回っていた。
机を蹴りながら。
.
.
みんな、
俺じゃない、
俺でもねぇよ、
と否定していく。
その一向に進まない様子に嫌気がさしたのか、
「…だったら一人一人吐かせるしかねぇな！おい！！！」
と、一人の男子の胸ぐらを掴んでそのまま窓際まで押し潰した。
.
すると、窓際の縁に胡座をかいて座っていた兵頭くんが叫んだ。
「とか言ってお前だったりしてーーーーー！！！！？」
「……あ？」
甲斐くんは掴んでいた手を離すと、兵頭くんを睨み付けた。
兵頭「1番似合いそうだもんな、
あいつの苦しむ姿みて、興奮するとか！」
「てめえ……！！」
甲斐くんは直ぐに兵頭くんを殴り飛ばしてしまった。
「……痛ってぇ……」
兵頭くんは机やら椅子やらをなぎ倒して地面に倒れこむ。
クラスの雰囲気が一気に強張る。
まあ元々良いものでもなかったけど。
.
どうしてうちのクラスはこんなにも、
罪のなすり付け合いしか出来ないんだろうか。
気持ち悪くて、倦厭せざるを得ない。
確かに、こんな状態で卒業なんてしたら
社会に出るどころか人としてどうなのか。
何から卒業したのか全くわからない。
"子供"から？
"大人から与えられる縛り"から？
"勉強という義務"から？
.
わからない。
.
結城「ねえ、景山さんのストーカーの仕業だとしたらさ、プールによく顔だしてたんじゃない？」
熊沢「…うちの男子は見かけなかったけど。」
水泳部の熊沢さんは冷静にそう言い放つ。
.
「別に男の仕業とは限らないんじゃなーい？
女だっているでしょ。そーいう奴。」
間髪入れずにそう言ったのは諏訪さんだった。
香帆ちゃんの方を睨みつけながら。
諏訪「ねえ！…あ、そういえば香帆さ！
澪奈と昔仲よかったよね？」
そうだ、私が澪奈と友達になる前から
香帆ちゃんは澪奈と仲が良かった。
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都 - ページ32の、マインドボイス、通称“マイボ”と言うところで、マイボ、ではなくて“マイボイ”です。これからも頑張ってください。 (2019年5月5日 8時) (
レス) id: cb1f0a8444 (このIDを非表示/違反報告)
和苗 - Day-2も楽しみにしてます！ (2019年1月13日 23時) (レス) id: 7721ae642c (このIDを非表示/違反報告)
たー坊(プロフ) - 続き楽しみです(*´ー｀*) 更新頑張って下さい*_ _) (2019年1月13日 18時) (レス) id: 765e39c43d (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - めっちゃすきです(；；)続き楽しみにしてます！！ (2019年1月13日 2時) (レス) id: 50485c4a3d (このIDを非表示/違反報告)
和苗 - とっても面白いです！！！！更新頑張ってください！ (2019年1月11日 23時) (レス) id: 7721ae642c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2019年1月7日 1時
