両手に花で行きましょう！【名前変換オリジナル】

35 ページ35

瑠衣side






俺は試合が終わってからすぐに和樹さんにメールした。



勝ちました。と言うと直ぐに返事は来た




おめでとう！とその後に派手な絵文字だった。








いつからそんなに仲良くなったのか
俺らはライバルなのに変な気分だ。









A「瑠衣くん？帰るから荷物持って校門集合ね！」




「はい、すぐに向かいます！」










この関係がいつまで続くか分からない。
俺か和樹さん、最後に選ばれるのはどっちかだろう。


そう考えると浮かれていられない






ここからまた始めるんだ…






俺はあの時からずっと、Aさんを見てきた。
俺に全てくれたあの人を絶対に離したくない


諦めない事を教えてくれたあの人を…


















―――――――――ガチャ






控え室の扉を開けるとすぐに俺は誰かとぶつかった。




「す、すみません」



？「あー、大丈夫大丈夫」








顔を見るとすぐに分かった。


西高の副部長、才川雛人







雛人「君で最後？」


「は、はい」








雛人「今日はありがとね〜」


「こちらこそ…」











俺はすぐに立ち去ろうとすると、その時
ものすごい力で腕を掴まれた。

36→←34

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す