両手に花で行きましょう！【名前変換オリジナル】

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監督「A、瑠衣のやつ水分も取っていないみたいだから様子見てやってくれ」



「はい、もちろん」








きっとプレッシャーでいっぱいなんだ。


瑠衣くんは優しくてしっかりしているから
その分自分が傷ついちゃうんだと思う。







どうか、苦しい思いはさせたくない













私は瑠衣くんの横に座った。








「お疲れ様、水分取って？」



瑠衣「……ありがとうございます。」









こっちを向いてくれないなんて初めてだった。










大丈夫？なんて聞かない。


瑠衣くんは大丈夫じゃなくても

きっと大丈夫って言うから










「瑠衣くん、バレー好き？」



瑠衣「はい」









「ここにいるみんな、バレーが好きなんだ！」









高校に入って、部活を迷っている時に見つけたバレー部
みんなが楽しそうでキラキラしていて

何より幸せそうだった。








「北高はみんなでやるバレーが大好きなの！もちろん瑠衣くんも仲間なんだから、瑠衣くんとやるバレーも好きなんだよ！」





瑠衣「…」







「だから楽しも？勝ってねってつい言っちゃったけど、勝つことよりも私は瑠衣くんに楽しんでバレーしてもらいたい」








私はそんな瑠衣くんが好きだ。


だから私はそばでいつも見ていたい











瑠衣「Aさんは良いこと言いますね」


「そ、そう！？///」




瑠衣「押されてムカつくけど、その分ワクワクしてるんです。」












瑠衣くんは私の目を見た。





熱の篭った、見たことの無いような熱い瞳で…















瑠衣「だから見ていてください、俺を」








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ドキッ……







「う、うん！//」

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