両手に花で行きましょう！【名前変換オリジナル】

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体調が完全復活して、久しぶりに学校に行くことになったある日





「さっっっむ！！！！」




和樹「もう冬だな〜、そんな薄着で大丈夫？」



「あ、あははは…大丈夫……」







大丈夫じゃない！！

寒すぎる！！！！


私が休んでる間にこんなに寒くなるなんて…

もうすぐ11月だもんな、そりゃそうか











和樹「A」




「ん？」










和樹くんはさっきまで着ていたキャメル色のカーディガンを私の肩にかけた。







「え？」





和樹「俺は男だから平気だから、Aに貸してあげる」



「いやいや！悪いよ」









和樹「遠慮すんなよ、俺の彼女なんだから」









俺の…彼女……







「じゃあ、お言葉に甘えて……///」







たまに恥ずかしいことを言われると、慣れてないもんだから顔が熱くなる。

でも照れてることを悟られたくないから

私はいつもそっぽ向いてしまうんだ。






和樹「この間は大丈夫だった？風邪うつしちゃったみたいで悪かった。」



「それは大丈夫だって！それにもうすぐ修学旅行なんだからさ早めに風邪引いた方が当日体調崩さなそうって思ったりして笑」


和樹「何その謎理論 笑」











クラスメイトの距離感は変わらない。

ただ付き合っているのは紛れもない事実なのに
瑠衣くんと和樹くんの2人を平等に考えると…



なかなか進まない距離感に少し焦れったさを感じてしまうのは私のわがままなのだろうか









手を繋いだり、抱きしめたり



こういう事って1対1の恋愛じゃなきゃ進まないの？







私、もう隠せないよ


ダメなことってわかっていても、2人と一緒にいると心がどうしてもドキドキして認めさせられる。





和樹くんと瑠衣くん

















私、2人が好きなんだ。











だから、もっと進みたい…

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