検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:684 hit

4 ページ4

次の日、いつもの高校へと足を運ぶ。





昨日の感動と胸の高鳴りは、今も身体中をふわふわと漂っている。





「ねぇねぇ!聞いてっ!」





翌日、登校して早々に華奈にしがみついた。





華「どうしたのーA

 なんかテンション高くない?」



「それがさ〜なんと、運命の出会いをしてしまいまして!」



華「え、誰・・・?!」




「ふふ〜んっ」




華「え、ちょっ!教えてよぉー!」




「聞いて驚く勿れ!

 整形外科の先生ですっ!」




華「えぇ?!

 まさか、昨日?!」



「えーえーそうなんでございますよ

 なんと、テーピングを巻いてくれる先生が、
 めちゃめちゃイケメンだったって話。」




華「えっやばっ!

 どんくらい?

 誰似?!」



「う〜んとねー、山崎育三郎とか?」



華「えっ!めっちゃくちゃイケメンやん!」



「で、一目惚れってわけぇ〜」



華「いいな〜めっちゃキュンキュンするじゃん!

  名前なんて言うの?」




「確か・・・重岡大毅先生!」




華「え、待ってすでに名前からカッコいい。」




「でしょ!しかも関西弁!」




華「・・・それはちょっと良さがわからない。」




「嘘、」




華「んで、その人とは次いつ会えるの?」




「えっとね〜土曜!

 一応週2で会える!」




華「うぉまじか、

  土曜って明後日じゃん!」




「そうなのそうなの!

 でさぁーあることに気づいてしまったのだよ。」





華「なになに?」





「怪我が治ってしまったら重岡先生には会えない・・・」





華「確かに・・・笑」





「ちょっとぉ!苦笑いしないでよ!!」





華「ごめんごめん笑

  でもあんた、4組の小瀧くん、好きって言ってなかったっけ?」





う・・・・・・






「それはそれ!これはこれ!」





華「なんだそれ笑」




「とーにーかーく!イケメンだったのぉ!」





華「はいはい笑」





タイミングよくチャイムが鳴り、

私の一方的な会話は終わり。




「HR始めるぞーって担任の中間先生が入ってきた。




なんとなーく顔を眺めて中間先生は聞き流した。




学年内で女子が、

「中間先生カッコ良すぎる!」

「今日ビジュやばくない???」

って言ってるのは聞いたことある。




確かに整ってるな、とは思うけど、やっぱり重岡先生には敵わないや。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まるえだまめいんげん | 作成日時:2023年2月23日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。