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【dt side】
ab「ねぇ舘様、俺も舘様の家行っちゃダメかな？」
目黒と約束した1時間が経ち、病室に戻る道中で1番後ろを歩く俺に阿部から小声でお願い。
dt「あぁ･･･ 俺はいいけど、ってか俺と翔太だけで目黒を、っていうのも不安だったし。
ただ、これ以上は人数増やせないからな。全員とか絶対無理だし。」
ab「ありがとう！ そう思ったからこうやって1人のタイミングでお願いしてみたの。
俺のことじゃんじゃん使っていいから、よろしくお願いします！」
そう言って、嬉しそうに笑った阿部。
明日の仕事のことできっと不安もあるだろうけど、こいつも根っからの長男気質だもんな。
近くで動いてる方がまだ落ち着くんだろう。
あとは、めめからもらった言葉の恩返しか。
火を見てエモくなったあの日の、な。
どちらにせよ、阿部が来てくれるのは素直にありがたい。
そんなことを思いながらあと少しで病室に着くというところで、先を歩いていてもう室内に入っていたメンバーがざわざわしていることに気づく。
阿部と顔を見合わせて、小走りで室内に入ると、目黒を囲んで周りが慌てていた。
ru「めめっ！ どうしたの、めめっ！？」
iw「ラウ、落ち着いて。目黒、ゆっくり息吐きな。そうそう、大丈夫だから。」
どうやら過呼吸のなりかけのようで、やっぱり症状が出てしまったんだろうか。
fk「目黒〜 苦しくなったらここ押しなって言っ
パシッ、という音が響く。
目黒がナースコールを押そうとしたふっかの手を抑えていた。
mg「やめ、て、ください。
このくらい、俺、だいじょうぶです、から」
fk「でも･･･」
なんとかふっかを止めようと声を振り絞り、首をブンブンと振る目黒の姿を見て、そうしてる方が辛そうだと思った。
dt「ふっか、まずは目黒落ち着かせてあげよ。
5分経ってもっと酷くなってたら、そのときはそのボタン俺が押すから。」
そう言ってふっかがボタンから手を離すと、目黒も首を振るのを止めて呼吸に専念。
ラウは「大きい声出してごめん」と佐久間の後ろに行き、照が目黒の背中をさすり続けてなんとか落ち着く。
心の痛みか、身体的な苦しさか、はたまたその両方か、潤んだ瞳で無理に笑った目黒。
mg「俺、やっぱり弱くて･･･ Snow Man、失格ですかね。」
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葉桜(プロフ) - ゑさん» ありがとうございます！ (2021年8月7日 12時) (
レス) id: 7d1a4e7666 (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - いえ！今の路線でも十分すぎるほどお話の展開が面白く、担当構わず楽しませて頂いてます！笑 これからも無理のない範囲で頑張って下さい！ (2021年8月7日 1時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - ゑさん» コメントありがとうございます！白ちゃんとなると、ご期待に沿えるか微妙かもしれませんが（汗）、これからもゑさんに楽しく読んでいただける作品になるよう、頑張ります。 (2021年8月7日 0時) (レス) id: 254c810830 (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - 白ちゃんの病系(?)が好きなので、勝手にこれからの展開が楽しみです！笑主様のお話大好きで、いつも楽しく拝見させて頂いております！これからも、頑張ってください！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉桜 | 作成日時：2021年7月21日 0時
