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【ab side】
mg「1時間でいいので、康二と2人きりにしてもらえませんか。」
室内が静まったタイミングでめめが口にした言葉。
聞こえはいいが、康二が目を覚ましていない以上1人になるのと変わらない。
今のこの危なっかしい目黒を1人にしていいのか、正直不安しかない。
ru「2人になって何したいの？」
mg「･･････」
ru「めめが傷つくようなら俺絶対ここ出ていかないよ。」
mg「変なことはしない。みんなに迷惑かけるようなことも。
ただちょっと、
今は、視線がしんどい。」
何て言ったらいいのか、誰も分からなかった。
その静寂が、めめを追い詰めてしまう。
mg「いや、あの、、みんなに悪いところは一つもなくて、」
ab「めめに悪いところも一つもないでしょ。」
できるだけ優しい口調でさえぎったつもり。
これで救い出せるだなんて思ってないけど、言わない自分は許せなかった。
mg「あべちゃん･･･ ごめん、さっきも追い出しちゃったのに。」
ab「ううん。全然気にしてないから。
多分、人に頼る前に自分と向き合いたいって気持ちなんじゃない？」
mg「そう･･･かも･･･？」
俺もそう思ったときあったから、という言葉は飲み込んだ。
悲しい出来事は、その気持ちに寄り添うことはしてあげられても、そこに別の出来事を重ねるのは得策ではない。
fk「わかった。でも心配もあるから、1時間経ったらすぐ戻ってくるね。
電話してくれてもいいし。
それと、さっきみたいに苦しくなったりしたらすぐこのボタン押しな。」
そう言ってふっかはめめの近くにナースコールのボタンを置く。
dt「これ、目黒のお水。
さっき買っておいたの、ここ置いとくね。」
mg「あ、舘さんごめんなさい。 今財布なくて･･･」
dt「いや、いいから。100円だし、気にすんな。」
mg「･･･ありがとう。」
iw「よし、みんな行こう。おいほら、ラウ立って。」
そう言われたラウールはぐずりながらも照に手を伸ばして甘えてる。
7人が扉の外に出たタイミングでふっかの小声が響いた。
fk「集合。作戦会議。」
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葉桜(プロフ) - ゑさん» ありがとうございます！ (2021年8月7日 12時) (
レス) id: 7d1a4e7666 (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - いえ！今の路線でも十分すぎるほどお話の展開が面白く、担当構わず楽しませて頂いてます！笑 これからも無理のない範囲で頑張って下さい！ (2021年8月7日 1時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - ゑさん» コメントありがとうございます！白ちゃんとなると、ご期待に沿えるか微妙かもしれませんが（汗）、これからもゑさんに楽しく読んでいただける作品になるよう、頑張ります。 (2021年8月7日 0時) (レス) id: 254c810830 (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - 白ちゃんの病系(?)が好きなので、勝手にこれからの展開が楽しみです！笑主様のお話大好きで、いつも楽しく拝見させて頂いております！これからも、頑張ってください！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉桜 | 作成日時：2021年7月21日 0時
