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【iw side】
翔太から電話が来て、何かと思ったら目黒をおんぶしてほしいって。
素直に、嬉しかった。
あぁ頼ってくれるんだ、って。正直ほっとした。
今はそれが、物理的なことだとしても。
iw「失礼しまーす。」
言われた部屋の扉を開くと奥の方からざわざわと声がして、その後すぐ翔太が奥から顔を出す。
nb「照、ありがとね。 目黒、こっち。」
言われた通りに翔太の方へ行くと、その奥に目黒とふっかの姿。
mg「岩本くん、ごめんね。」
こいつ、こんなに小さかったか？こんなに弱々しかったか？
今まで見たことがない目黒の姿に、やっぱりどうしてもショックは大きかったけど、
iw「何言ってんの。気にすんなって。
てか、頼ってくれて嬉しいよ。俺は。」
そのショックをなんとか押しとどめて、目黒に笑いかける。
だけど、目黒の複雑な表情に変わりはなかった。
うん、これから、これから。
fk「よし、じゃあ行こうか。」
iw「ほらおいで、目黒。」
そう言って、ベッドに背を向けてしゃがむ。
戸惑いと、体の怠さが重なって、かなり時間がかかったけど、急かす人は誰一人としていなかった。
やっと目黒の体温を背中いっぱいに感じられた時は、こいつのこともう絶対離さないって強く思った。
程なくして前に回されてきた目黒の手にはしっかり包帯が巻かれていて、痛々しい。
体、辛いはずなのに、力入りっぱなしだし。
人を信頼して体を預けるってことが怖くなっちゃったのかな･･･。
iw「めめ、怖いかもしれないけど、俺絶対お前のこと落としたり離したりしないから。
力、抜いていいよ。」
耳の近くで目黒のハッとした息づかいが聞こえた。
その後、ふっかが目黒の肩をさする振動を感じてしばらくして、入りっぱなしだっためめの力が抜けたのが分かった。
iw「うん、ありがと。
よし、じゃあ上げるぞ。」
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葉桜(プロフ) - ゑさん» ありがとうございます！ (2021年8月7日 12時) (
レス) id: 7d1a4e7666 (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - いえ！今の路線でも十分すぎるほどお話の展開が面白く、担当構わず楽しませて頂いてます！笑 これからも無理のない範囲で頑張って下さい！ (2021年8月7日 1時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - ゑさん» コメントありがとうございます！白ちゃんとなると、ご期待に沿えるか微妙かもしれませんが（汗）、これからもゑさんに楽しく読んでいただける作品になるよう、頑張ります。 (2021年8月7日 0時) (レス) id: 254c810830 (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - 白ちゃんの病系(?)が好きなので、勝手にこれからの展開が楽しみです！笑主様のお話大好きで、いつも楽しく拝見させて頂いております！これからも、頑張ってください！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉桜 | 作成日時：2021年7月21日 0時
