25 ページ27
【fk side】
mg「しょっぴー･･････ふっかさん･･･？」
fk「っ、めめ！目覚めた！？」
めめの瞳が薄く開く。
貧血のせいか、安定剤の効果か、まだ怠そう。
mg「あれ･･･？ 俺・・・」
nb「先生と話してるときに倒れたって。 覚えてない？」
mg「・・・いや、思い出しました。
康二は？」
fk「手術終わって、病室に移動したよ。
ここにいないメンバーが一緒にいる。
しばらく目覚まさないけど、大丈夫。命に別状ないって。」
mg「康二のところ、行きたい。」
パニックにまでなっちゃったからどうかなと思ってたけど、目黒の口からその言葉は聞けたことに安堵する。
nb「おう、待ってろ。今先生呼んでくるから。
無理に体動かすんじゃねぇぞ。」
先生を呼びに走って行く翔太に心の中で感謝する。
室内は、再び2人きり。
mg「ねぇ、ふっかさん。 ･･･ラウールは？」
fk「康二の病室にいるよ。」
mg「どこまで、聞きました？」
fk「･･････事件のこと？」
mg「･･･うん。」
fk「多分、ほとんど全部。
･･･犯人の動機まで、全部。」
mg「ラウも？」
fk「ラウも。」
mg「･･･言わないで、ほしかった。」
fk「うん、ね。
俺らもそう思ってて、最初隠してたの。
でもラウ、自分から勘づいちゃって。隠さないで全部言ってほしい、って。」
mg「え･･････」
fk「ラウ、強いよね。強くなったんだよね。
めめのおかげだよ、きっと。
今、僕が今度はめめと康二の力になる、って、前向き。」
mg「そっか･･･」
そう言って、天井を見つめながら目黒は少しだけ笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 900人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葉桜(プロフ) - ゑさん» ありがとうございます！ (2021年8月7日 12時) (
レス) id: 7d1a4e7666 (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - いえ！今の路線でも十分すぎるほどお話の展開が面白く、担当構わず楽しませて頂いてます！笑 これからも無理のない範囲で頑張って下さい！ (2021年8月7日 1時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - ゑさん» コメントありがとうございます！白ちゃんとなると、ご期待に沿えるか微妙かもしれませんが（汗）、これからもゑさんに楽しく読んでいただける作品になるよう、頑張ります。 (2021年8月7日 0時) (レス) id: 254c810830 (このIDを非表示/違反報告)
ゑ(プロフ) - 白ちゃんの病系(?)が好きなので、勝手にこれからの展開が楽しみです！笑主様のお話大好きで、いつも楽しく拝見させて頂いております！これからも、頑張ってください！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 7b222a0e4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葉桜 | 作成日時：2021年7月21日 0時
