いけいけどんどーん！豆腐くださいなー！【忍たま】

四丁目 ページ5

竹「おほー、Aいいの捕まえたな！」

「あげませんよ！」

そう言ってハチに捕まえた蛇を見せないように隠すA。

不「すごいね…女の子が蛇を手づかみだなんて。」

「へびカワイイですから！」

鉢「ふーん。なら、何が嫌いだ？」

「…くも」


三郎の問いに俯いて答えたA。
ハチは蛇を撫でているし、勘ちゃんは俺の妹をどうやったら抱っこ出来るかそわそわしてるし。

勘ちゃん、殴るぞ。


尾「なぁ、兵助！」

久「却下」


全てをいい終える前に却下。

絶対だめ。


尾「まだ何も…」


久「A、蛇をハチに預けるのだ。」

「やだ！ヨウコは私の！」

久「大丈夫、ハチは優しいのだ」


そう言って微笑んで見せると
渋々蛇をハチに預けた。

というかすでに名前…

飼う気満々なのだ


久「おいで」

おんぶしてあげる。
と言ってしゃがんでAが乗るのを待つ。

「自分で歩ける！」

久「…たまには兄ちゃんに甘えていいんだぞ」

鉢「うわ、兵助シスコン」

久「黙れ雷コン」

鉢「なにそのライコン！大根みたい！」


雷蔵コンプレックス

略して雷コン。


意地でもおんぶされないぞ、と構える妹の両脇に手を突っ込んで
抱っこすることに成功。

作法委員会のとある四年生風に言えば


久「だぁいせ〜こ〜」

「おろせぇぇえええ」

鉢「下手くそだな、兵助」

不「張り合わなくていいよ三郎。」


すでに顔を綾部に変えたのに、雷蔵にそう言われてしょぼん、と落ち込む三郎だった。


とまぁ、色々あったけど無事忍術学園に着きました。

あの後山賊が現れてAが投げた小石が勢いよく男の急所に(つまり金●)クリーンヒットしたのを見て

俺達が山賊に同情したのは言うまでもない。


「忍術…学園…」

入門票にサインをした俺達は学園内に入って行き、
そのまままっすぐ学園長のいる庵へと向かった


忍務の報告と


Aの入学のために。

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8

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