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英霊が八人 ページ10

ガキンッ!


マ「やりました!マスター、スフィンクス上空に離脱していきます。お疲れ様でした!響さん」

藤「よくやった、マシュ!!」

響は恥ずかしそうに目を泳がせた後、マシュとニトクリスの間に立つ。

響「ファラオ・ニトクリスよ!スフィンクスは私達を見逃した!!貴方のいう試練はこれで終わりか!!」

ニト「ええ、見事なり!汝らは太陽王に、その力を認められた!!」

ニトクリスはそういう去って行った。その後嵐の中を歩いて、大神殿の前まで来た。




藤「な、なんなんだ!!このトンデモ建造物!!」

響「これが、太陽王・オジマンディアスの伝説の大神殿。」

藤「あの、誰?」

ダヴィンチがかわりにオジマンディアスについて説明をした。

ダ「マシュ、少し確認したい事がある。ロマンから通信はあったかい?」

マ「すみません、浮かれてしまって。いえ、まだドクターからの通信は回復してません。」

ダヴィンチは言った。此処は我々は十三世紀の中東にレイシフトしたが、この土地は紀元前のエジプトが土地ごと転移したと。そして、時空が入り乱れた事でカルデアとの通信がうまく出来ないのもその為だと断言した。

エジプト内部にも、歪みがあると言った。

藤「砂漠よりももっとズレた所がある?」

ダ「そういう事!予感だけど、それは今回の探索の鍵になりそうだ。」



神殿内部。豪華絢爛な謁見の間にある玉座に褐色の肌を持つ男性が眠たそうに目を擦っていた。おそらく、オジマンディアスなのであろう。

ニト「貴方達は畏れ多くも王への謁見を許されました!さぁ、平伏なさい。」

藤丸と揃って平伏する。ニトクリスは嬉しそうに頬を緩めていた。

オジ「珍しいなお前がその様に大声をだすとは、余程其の者達が気に入ったとみえる。」

その後中々な不吉な会話が織りなされたが。オジマンディアスは此方を見やると口を開いた。

オジ「お前達が、異邦からの旅人か。我が名はオジマンディアス。」

オジマンディアスは次の瞬間驚くべき事を言った。響達が五つの特異点を修復し、カルデアから来てる事。何より、聖杯を有している事である。

藤「聖杯!!」

響「まさか、魔神柱!?」

オジ「誰が、魔神王などに与するか。この聖杯は余が十字軍から・・。」ズリ

響「えっ!!」

フォウ「フォーーーーーーーウ!?」

何事もなかったようにオジマンディアスは話を続けるがいま、確かに首がズレたような。

そして、なぜかやる気に満ちた王と戦う羽目になった。

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咲夜(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます!!面白いと言って下さりとても感謝です!! (2020年1月5日 19時) (レス) id: 938be23afb (このIDを非表示/違反報告)
猫又(プロフ) - 物語面白かったです!続き楽しみにしてます!(*´∀`*) (2020年1月5日 18時) (レス) id: 7e9123f40b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲夜 | 作成日時:2019年12月17日 23時

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