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英霊が五人 ページ7

マ「巨大生物、撃破しました!しましたが・・・。」

響「いや、撃破というより。・・そういう風に見えただけ?」

ダ「嗚呼、なにしろあれは魔獣、幻獣の上に位置するもの。とにかく、最高位の生物だからね。」

響「やっぱり、今のはスフィンクス?」

マ「はい、おそらく。」

ダ「早く、この場から離れよう。何時このスフィンクスが目を覚ますかわからない。」

響「ええ、その方が賢明だと思います。ダヴィンチ、何処かにオアシスとか無いかな?」

ダヴィンチはすぐさま付近をスキャンすると、西にオアシス都市があるようである。
まだ平気だと言う藤丸に対してマシュの説得で移動することになった。





マ「大丈夫ですか、マスター。」

藤「・・・なんだか、息苦しい。」

ダ「・・・やっぱりね。魔力の濃度が高過ぎるんだ。藤丸君、はいこれ。響ちゃんは大丈夫かい?」

響「大丈夫です。と言うか、これは酸素ボンベですよね。」

マ「ダヴィンチちゃん、何故これを?」

曰く、急ごしらえで作った魔力遮断マクスらしく藤丸君はそれをつけた事で少し呼吸が楽になった様だ。

響「あと少しでオアシス都市ですね。あそこまで行けば少しは休めるかと。・・・・ダヴィンチ?」

ダ「ごめん、ここまで来てなんだけど。引き返そう。」

マ・藤「「えっ?」」

響「都市の方を見てご覧。」

藤「・・20から数えるのやめた。」

マ「何かが徘徊してるようですが、なんでしょうか。」


全部、さっきのスフィンクスの様だ。都市の中のおそらく神殿の辺りを中心にスフィンクスが放し飼いになっていた。

マ「!いま、此方の方に向かってくる影が見えた様な。・・スフィンクスですか!」

ダ「よし、今すぐ逃げよう。」

響「なんか、髑髏の面が見えた様な。」


藤丸は何かを思ったのか逃げ足が緩む。謎の人影は此方に迫ってくる。

?「チッ、先回りされたか!さすがは太陽王。」

響「太陽王!!」

マ「響さん!?っ、目測ですが、数は10!みんな人間です。」

響「どうする?藤丸。」

藤「迎撃だ。マシュ、響さん。できれば峰打ちで。」




戦闘終了。


全員を峰打ちにした響は目の前の女性に目を向ける。髑髏の仮面が落ち。その下の顔を空気に晒す。

ハ「貴様、もしや、マスターか?」

「申し訳ありませぬ、百貌様。こやつらまっとうな兵士ではありませぬ。」

百貌と呼ばれた女性は女王がどうのと言っていたが、その女性はダヴィンチちゃんが護衛の手から奪っていた。

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咲夜(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます!!面白いと言って下さりとても感謝です!! (2020年1月5日 19時) (レス) id: 938be23afb (このIDを非表示/違反報告)
猫又(プロフ) - 物語面白かったです!続き楽しみにしてます!(*´∀`*) (2020年1月5日 18時) (レス) id: 7e9123f40b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲夜 | 作成日時:2019年12月17日 23時

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