英霊が十三人 ページ15
響「マシュ！その子を連れて下がりなさい。正門にこれ以上近づくと戻れなくなる。」
ロ「響ちゃんの言う通りだ、西から突破してくれ。」
？「残念ですが、それは叶いません。貴方方は此処で命を終えるのです。」
マシュを斬ろうと剣を振り下ろす騎士の前に立ち響はその剣を受け止める。
？「っ！円卓の騎士、ガウェイン。この聖罰を任された者として、貴方達を処断します。」
ロ「これでわかった！この聖地に聖都を築いたのは円卓の騎士。アーサー王の騎士達だ！！」
藤「ロンドンで出会った、あの！？」
ロ「いや、確かにアーサー王だが、これほどまでの霊基出力はサーヴァントに収まる範囲じゃない！」
ガウェ「貴方たちが、人理の守り手ですか。こんな出会いでなければ、共存の道もあったのでしょうね。」
響「どの立場でも、お前達と私達が共存などと・・・あり得ない！！」
響は身体を震わせながら怒鳴った。当たり前だあんな事を目の前で見せつけられたのだから。
ロ「撤退だ！今は昼間、彼に勝てる訳ない、撤退するんだ。」
ガウェ「無駄です。そこの幼子を助けに敵地に踏み込んだ時点でそれなりの覚悟を持って来た事でしょう。」
響「貴方の言うそれなりの覚悟がどれ程かはわからないけど、ただ純粋に今は貴方が許せない。」
剣を再び構えてガウェインと戦う。しかし、逸話通り、彼に攻撃が入らない。加えて、マシュが本気を出せていないのだ、藤丸は時間を稼ぐ為にもガウェインに聖罰とは何か問うた。
ガウェ「貴方達は、円卓の騎士を敵に回したのです。どうかお覚悟を。」
マ「無謀です！マスター！！」
ガウェ「無謀なのは貴方も同じだ。そんな心持ちでは藤丸も嘆くと言うもの。何故戦場に来たのか?」
ガウェインはマシュを斬ろうとしたが、それを一人の乱入者が防いだ。
響「ルキウスさん！！」
ルキ「挨拶は後ほど、円卓の騎士のギフトは私が破ります。サー・ガウェイン。なにするものぞ。」
ガウェ「サー・ベディヴィエール！！円卓の騎士である貴方が、王に反逆すると言う事ですか！！」
藤「なんだってぇぇ！！」
ルキウスもといベディヴィエールはガウェインと互角に戦った。ヌァザの腕が輝き、加勢している響の剣も今や淡い金の光を纏っている。
ベディ「ぐ、っぅぅぅうううううう！」
マ「この匂い。」
ベディ「気になさらず！今なら撤退できます。」
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咲夜(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます！！面白いと言って下さりとても感謝です！！ (2020年1月5日 19時) (
レス) id: 938be23afb (このIDを非表示/違反報告)
猫又(プロフ) - 物語面白かったです！続き楽しみにしてます！(*´∀｀*) (2020年1月5日 18時) (レス) id: 7e9123f40b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲夜 | 作成日時：2019年12月17日 23時
