英霊が十一人 ページ13
スピンクス号のその先にあの骸骨の面をした女と何人かの人影もあった。
？「悲しい、私は悲しい。山の翁よ。」
マ「あれは、アサシンのサーヴァントとアーチャーのサーヴァント？」
藤「アサシンを助けに行こう。」
響「駄目だ。此処で気付かれるとは得策とは言えない。」
ダ「藤丸君、響ちゃんの言う通りだ。それにあのアーチャーには��ギフト��がある。」
響は荒れ果てた土地に立ち、目の前の脅威に震える一般人とそれを守らんとしているアサシンのサーヴァントに目を向ける。
アサ「取り引きだ。・・・我が命を差し出そう。そのかわり、この者達を見逃してほしい。」
アーチャー「なんと、高潔な方か。・・・しかし、それは出来ません。」
アーチャーのサーヴァントは竪琴の様な弓に指をかけて弾いた。
スパッ。
難民「なんで、私倒れているの・・・どうして・・・」
一人の難民は直ぐに宙吊りになり首を落とされた。
響「っ！！」
難民「いやっ！助けて、・・誰か！！！！」
難民の一人は右腕から引き裂かれ、首が落ちた。
マ「！！」
藤「無抵抗の人達を！！」
ダ「こらえて、今出れば我々がああなる番だ。」
暫くして、アーチャーのサーヴァントは撤退した。
響「生存者、確認できません。」
アサ「おのれ、おのれ。このままでは死にきれん。」
マ「アサシンの体から黒い霧が！怨霊になったのでしょうか！」
ダ「いや、これはシャドウ・サーヴァントだ！」
その後、アサシンのサーヴァントは倒された。
藤「この国の弔い方を教えて。」
響「わかった。」
ーーーーーーー翌日ーーーーーーー
難民「月に一度��聖抜の儀��があるのです。それに、獅子王様は誰も拒まないと聞きまして。」
難民の女性はそれだけ言うと歩いて行ってしまった。響はマシュ達のところへ戻った。
響「難民の人曰く、聖都に向かうのは一部の人だけで、騎士を快く思っていない人は東の山の翁が治める土地に行ったみたい。」
ロ「そうか、なんとなく状況が理解できた。」
通信越しにロマニは言う。
マ「では、聖都に向かいますか？」
ダ「そうだね。」
響(あの、アーチャーのサーヴァント。何処かで会った様な。)
ダ「響ちゃん？置いていくよ？」
響「はい！今行きます！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲夜(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます！！面白いと言って下さりとても感謝です！！ (2020年1月5日 19時) (
レス) id: 938be23afb (このIDを非表示/違反報告)
猫又(プロフ) - 物語面白かったです！続き楽しみにしてます！(*´∀｀*) (2020年1月5日 18時) (レス) id: 7e9123f40b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲夜 | 作成日時：2019年12月17日 23時
