英霊が十人 ページ12
響「砂嵐地帯は抜けたよ！」
マ「バギーも好調です、ところで、運転お疲れではありませんか？何でしたら私か、響さんが変わりますけど。」
藤「なら、マシュ選手に交代ですな！」
マシュが藤丸から運転席を譲られると、ハンドルを握り、砂漠地帯を駆け抜けていく。
ダ「食事にする？それともマッサージ？冷たいジュースもあるけど？」
響「なんかもう、便利すぎますね。」
ダ「私は基本、お節介焼きだからね。それよりも、そろそろ砂漠を抜ける。」
目の前の大きな砂丘を指差しながら、『本来』の景色が見えるとダヴィンチは言った。
ダ「でも、ロマニもこれで少しは休めたと思うよ。」
藤「えっ？」
ダ「あたりまえだろ、あの爆発で60人以上が死んで、その穴埋めをロマニや響ちゃんが所属してた技術班の少数は不眠不休だったのさ。」
響「それは、初耳です。ロマニが不休で働いていたのはなんとなく見ればわかりますけど、技術班の件ははじめて聞きましたよ。」
ガコンッ！！
マ「急ブレーキ、申し訳ありませんが、前方に敵影です！！」
藤「おのれ、大ジャンプの邪魔を・・・！」
響「そこ！つっこむとこそこ！？」
戦闘が終了した。
ダ「各自、衝撃に備えて！」
マ「アクセル全開！！」
響(もう、どこにつっ込めばいいかわからん。)
ジャンプし、着いた先は草もない荒れ果てた荒涼とした大地。暫くすると、囲まれていたしかも、人は響たちを見て食い物だと言ったのだ。
藤「み、峰打ちで！！マシュ、響さん！！」
マ「了解しました！」
響「わかった。」
「いってぇ〜、ちくしょうちくしょう！！」
響「退散したのが大多数でそれでも、攻撃をしてきたのは一割程かな？」
ダ「ここから早く移動しよう、仲間がいるかもしれないからね。」
藤丸が食料の一部を地面で悶絶している人に与える。それらを取り合っているうちにマシュと響はスピンクス号に乗り込んだ。
「あ、あんたら、東へ行くのか？まさか、聖都へ？」
響「ええ、その『聖都』にいくの、何か問題でも？」
「止めはしないさ、ただ、死にたくなかったら壁には近づくな。」
マ「はい！助言ありがとうございます！」
スピンクス号は荒涼とした土地を突き進む、その後カルデアとの通信が直ったようでロマニが焦っていたが、マシュが二日間のことを説明した。
ロ「色々聞きたいけど、その前に敵だ。」
響「これは！サーヴァント？」
マ「了解しました、スピンクス号停止します。」
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咲夜(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます！！面白いと言って下さりとても感謝です！！ (2020年1月5日 19時) (
レス) id: 938be23afb (このIDを非表示/違反報告)
猫又(プロフ) - 物語面白かったです！続き楽しみにしてます！(*´∀｀*) (2020年1月5日 18時) (レス) id: 7e9123f40b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲夜 | 作成日時：2019年12月17日 23時
