英霊が九人 ページ11
オジ「フッ、遊びと言いつつ熱が入ったわ。おかげで首の調子が戻った。」
響「やっぱ、首がズレていたのか。」
オジ「しかし、カルデアの者達よ。余りにも遅い。遅すぎたぞ!!この時代の人理はとっくに崩壊したわ!」
マ「オジマンディアス王!それは一体・・」
オジ「本来なら、この時代は聖地を奪い合う戦いが起きた。一方は攻め、一方は守り。その果てに聖杯はどちらかの陣営に渡り、魔神柱の苗床になったであろうよ。だか、もう少しお前達が早く此方に来ていれば。」
響「つまり、この地で聖地を奪う戦いは起きなかった?という事ですか。」
オジ「嗚呼、心して聞くがいい。人理を完膚無きにまで破壊した者は、貴様らが目指した聖地の残骸。通り名を獅子王と謳ってなぁ!」
マ「嵐の様な展開でしたね。先輩。」
藤「うん。訳がわからない。」
響「しかも、ご馳走振る舞われたしね。」
コツン、杖を石畳に打つ音でそちらを見る。ニトクリスが立っていた。
ニト「ですが、これは一度だけです。ファラオ・オジマンディアスは恐ろしいお方です。次会うときが貴方方の死の運命。忘れない様に。」
マ「はい、ありがとうございます。」
響「お世話になりました。女王・ニトクリス。」
ニト「かっ、借りを返しただけです。私にも二度目はありません。」
その後、ニトクリスはマシュの本質を見抜いているのだろう。アドバイスを送っていた。あたしにも、
ニト「響と言いましたね。貴方はマシュとは違い戦いに恐れがない。でも、忘れないでその力は時には貴方を蝕む毒になる。」
藤「おーい、何を話しているんだ?」
ニト「ただのガールズトークです。男子禁制ですよ!!」
ニトクリスはスフィンクスにまたがると神殿に戻って行った。
ダヴィンチはその間にファラオ・オジマンディアスに分けてもらった木材で移動用車を作っていた。
マ「どこから見ても、バギーです!!」
ダ「当然さ!何しろ、私は天才だからね!!」
その後なぜか、紛れていた魔獣を倒してバギーに乗り込む。風の中を突き進むバギーは新しい目的地である、聖都に向かっていた。
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咲夜(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます!!面白いと言って下さりとても感謝です!! (2020年1月5日 19時) (レス) id: 938be23afb (このIDを非表示/違反報告)
猫又(プロフ) - 物語面白かったです!続き楽しみにしてます!(*´∀`*) (2020年1月5日 18時) (レス) id: 7e9123f40b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲夜 | 作成日時:2019年12月17日 23時