プロローグ ページ1
南極・人理継続保証機関・カルデア。
其処には、数多の英霊達が居る。
君が昔読んだ本の中に出てくる王様、魔法使い、騎士。はたまた、皆んなが勉強するであろう、世界史や日本史に出てくる偉人達が今日も人理を守る為に一人の青年を主人とし、戦い、笑い泣き時には衝突し合っている。
そんな青年こと藤丸立香をサポートしているのがカルデア職員一同である。
間宮響は平凡な家の出である。ただ、間宮家は時々魔力を持つ子が生まれる。
響もその一人だ。
魔力を持っていたから、アニマスフィア家から声が掛かった。その魔力が希少だからと言われて。
そして、事件は起こった。
初のレイシフトの日、響は同伴していて、コフィンの側にいた。最後の一人がコフィンに乗り込んだのを確認し、扉を閉める。無機質なアナウンスの声がフロア内に木霊して、いよいよ人理修復の旅が始まる。
その時・・・・。
ドカーンッッ!!!!!
何が起こったかわからなかった。ただ、背中が痛い息がうまく出来ない。響は必死に目を動かした。響の目に映ったのは、
真っ赤。
消えかかる意識の中、部屋を追い出された青年が瓦礫に埋もれる眼鏡をかけた女の子に近づいて行くのが見えた。
そして、誰か分からない声が響の名前を呼んでいた。
そのまま、響は目を閉じた。
今見た、二人に全てを託した。
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咲夜(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます!!面白いと言って下さりとても感謝です!! (2020年1月5日 19時) (レス) id: 938be23afb (このIDを非表示/違反報告)
猫又(プロフ) - 物語面白かったです!続き楽しみにしてます!(*´∀`*) (2020年1月5日 18時) (レス) id: 7e9123f40b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲夜 | 作成日時:2019年12月17日 23時