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「ああぁーーおみねっちぃぃいいいい！！！」
バタンっ！とドアを開け走り込んできたのは予想通りのりょーちゃん。
そしてまたもや予想通りに大輝にダイブしにいった。
「いってぇぇぇーー！？？って何すんだ黄瀬！！」
飛び起きた大輝はりょーちゃんをぶん投げる。そんなことお構いなしとでもいうようにりょーちゃんは大輝に擦り寄っていった。
「青峰っち会いたかったっスぅぅーーー。寂しかったんスよぉ」
「スリスリすんなまじ気持ちわりぃ」
心底キモいとでも言うように大輝は顔を歪める。それでもめげないりょーちゃんはメンタルが強くなったみたいだ。
りょーちゃんは今有名な俳優兼モデルさんとして世間に名を知らしめている。
まあ、中学生のときもモデルやってたくらいだからかなり人気らしい。確かにテレビに出ているりょーちゃんは普段よりかなりかっこいいのは私も認めている。
けどね？こうして会うと、いろんな意味でギャップすご過ぎて、ね？ぶっちゃけあ、の、かっこいいテレビ内の黄瀬くんと同一人物とか信じたくない...
そんなことを考えているうちに会話が進む進む。
流石りょーちゃん。
「青峰っちすごいっスね！！こないだの試合もテレビで観てたっスよ！！」
「あ？...火神んとことのやつか。」
「そうっス！！もうほんとにあんな人と一緒にバスケしてたなんて今でも感動っスよ...」
「それを言うなら赤司とかお前もそうだろ？」
なぁ？という大輝の発言にいつの間にかリビングへ来ていたお兄ちゃんが苦笑する。
「そうだな。俺は社長だし、黄瀬は有名俳優。他の奴らもそれぞれの職業でわりと有名になっている。流石はキセキの世代と言ったところか。」
『皆ほんとにバラバラ進んでどんどん有名になってったよねーー』
「つーか、今日全員集まれんのか？特に火神とか。」
「それは心配いらないよ。火神と高尾は午後から参加と連絡が入っている。」
ピーンポーン
「ほら、また1人来たようだよ」
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作者名：真紘
| 作成日時：2017年9月3日 22時
