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236.side降谷 ページ38

観覧車の上へ辿りついた俺は、そこで天敵の姿を見つけた。






「どうやら上手く逃げ切ったようだな。」





「ここに居るって事はやはりあれは…」








照明を打ち落とし奴らの視界を奪った赤井は、僕がまだ倉庫内で身動き取れずにいることに気づき外に逃げたかのように偽装するため、ドアを勢いよくあけ奴らを欺いた。









お陰で僕は物陰に隠れることが出来、その後のヤツらの動きを知ることが出来た。







「あれがあなたの仕業なら、どうせここに来るとふんでましたけど。聞かせてくれませんか?僕達を助けた了見を。あんな危険を侵さなくても奴らの情報を盗み聞くことは出来たはずですよね?」









そう話しかけながら赤井へと近付けば、質問を質問で返される。






「わざわざこんな所までお喋りにきたのかな?」







「えぇ、FBIに手を引けと言いに来たんですよ。キュラソーは我々公安が貰い受けるとね。」







「やだ。といったら...?」







挑発するようにそう言った赤井に、俺はボクシングの構えをとった。









「力ずくで奪うまで。」







「ほぅ...そうか。一つだけ教えておこう。俺が君を助けたのは、3つ子の為、というのもある。」







「...は??」




突然、赤井の口からでた名前に、思わず素の声を出してしまった。






...あいつ、なんて言った!??






「だから、君が死んだら3つ子やAが悲しむだろう。だから助けた。」





平然とそう言ってのける赤井に、額に青筋がたったのが分かった。




「...なんでお前が俺の大切な3つ子とAのことを知ってるんだ!!!!!」






「なんで、と言われても知り合いだからとしか言い様がないな。」





そう言ってふん、と鼻で笑った赤井に、何かがブチギレる音が聞こえた。









「死ねぇぇえー!!!赤井秀一!!!」








俺のそんな声と共に、殴り合いが始まった。

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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2806 - 227の一番最初の会話文名前変換がされません。 (2020年5月5日 23時) (レス) id: 9f4a8947a4 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 紫乃さん» もしノット生存だった場合は番外編書きますね!!続編もよろしくお願いします!!! (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 紫乃さん» コメントありがとうございます!!篠崎さんはもっと後に出てくる予定の重要人物かもしれません笑キュラソーに関してはネタバレになるのでノーコメントで笑ただ私も一応どちらのルートも考えているので迷ってます... (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - salomeさん» 了解です!!本編では、ハロは純黒の悪夢後に出てくる予定です!!番外編は書き次第のせます!!リクありがとうございます!! (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃 - 本編でキュラソーが原作通り死んでしまうのなら、番外編の方でキュラソーの生存ルートで三つ子や少年探偵団と仲良くしているお話が読みたいです...!勿論いつになっても構いませんので...!続編も応援しています!! (2018年9月15日 15時) (レス) id: ac941b5bc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空良 | 作成日時:2018年8月15日 21時

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