出会った時の話。 ページ9
「へんって、きもちわるいっていわないのか？？」
「いわないよ？だって、かみのけはおひさまのいろでしょ？おめめもふかぁーいうみみたいできれい！！ねぇ、もっとみせて？？」
不安そうな男の子にそう言って笑いかけた私は、いつの間にか泣き止んでいて。
少し口を尖らせていたものの、ん。と顔を上げて近づけてくれた男の子に、よかったな！！ゼロ！！ともう1人の男の子が声をかけた。
そしてそこで、私は彼らの名前を知らないことに気がついたのだ。
「ねぇ、ふたりはおなまえなんてゆうの？」
「おれはひろみつ！！」
「おれは、れい。...おまえは？」
「れいくんと、ひろみつくんっていうのね！」
「わたしのなまえは、Aだよ！よろしくね！！」
自己紹介を終えた私たちは、互いに名前を呼びあって、笑顔を浮かべた。
「Aのいえ、さがしてやる。」
「おれも、てつだうな！！」
暫くして、迷子だったことを思い出して俯いた私に、ふたりは笑いながら手を差し出してくれたのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「とまあ、私たちの出会いはこんな感じです。結局、公園の裏が私の家だったっていう落ちつきね。だいたい3つ子位の年だったかな。」
突然押し掛けてきた爆処の2人は、私とヒロと零の出会いについて聞きたかったらしい。
満足？と聞けば、おう。ありがとな！！と返事が返ってきた。
「でもなんで急に？？」
「いや、気になっただけなんだ。...ほら、やっぱり俺と萩原みたいなのは珍しいんだよ。」
「だなぁ！！俺達珍獣だ！！！」
「お前と一緒にすんな！！！」
「ひどい！？？！？？！！」
2人は私の質問に答えたようで全く答えていないまま、ほんとにありがとう！！と帰っていった。
えぇ、理由、すごく気になるんですけど。
...今度聞くか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ということで、リクの小さい頃の話でした！！
出会い編！！的な！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 792人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷぅ(プロフ) - はい、ありがとうございます(#^.^#) (2018年11月4日 2時) (
レス) id: d0100f321f (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ぷぅさん» 激裏...書いたことが無いのでとりあえず他の方の作品読んで学んできます笑書けそうでしたら書きますが、無理..！！ってなったらごめんなさい！！ (2018年11月3日 23時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 番外編の方に半年前に二人が久しぶりに一つに繋がった時の激裏ストーリーを書いて欲しいんですけど可能でしょうか？もし可能であれば宜しくお願いします(´∀｀) (2018年10月24日 16時) (レス) id: d0100f321f (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - salomeさん» ありがとうございます！！！たしか、ナタリーさんの子供と3つ子の話の後くらいにリクエストして下さいましたよね！！その位にいれておきます！！ (2018年10月14日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
salome(プロフ) - リクですが前に同期組と沖矢さんとハロの絡みを見てみたいという話覚えていますがハロを見た時どんな反応をしたり可愛がるのが見てみたいし名前の由来で盛り上がったりそこに降谷一家も交えてほしいです (2018年10月14日 19時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空良
| 作成日時：2018年8月20日 9時
