純黒if ページ24
1度観覧車から降りた俺は、急いで転がる観覧車へと向かった。
見上げれば、子供たちの乗ったゴンドラをすぐに見つけることが出来た為、どうにかゴンドラへ向かえないかとルートを考える。
まあ、登るしかないか。
そんな結論に至った俺は、転がっている観覧車に近付いて登り始めた。早くのぼらなくては間に合わないし俺も危ない。そう思い、ペースを一気にあげる。
登りきってゴンドラ内に入れば、子供達の驚きの声が上がったものの、灰原哀と澪の視線は、何故か窓の外に釘付けだった。
何を見ているのか不思議に思い、2人の上から窓の外を覗き込めば、そこには観覧車に向かっていく重機の姿があった。
...まさか！！！？！？？
そのまま止まる様子のない重機に、最悪の事態を想像してしまった。そしてそれは、現実となってしまう。
「っ！！！！！見るな！！！」
咄嗟に外を見ていた2人の視界を遮るも、間に合わなくて。
「...うそ...！！！」
「...ゃ...ぃや...とお！！！...かお！！！おねぇさ...！！！やぁあああ！！！」
澪の叫び声がその場に響いた。
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sideA
転がる観覧車に、呆然と立ち尽くすしか無かった。
澪は、無事なの？？
澪の安否が分からなくて、泣きそうになる。
観覧車が人の避難しているショーの場所へとさしかった時、現れた大きなサッカーボールと、大きな爆発のお陰で動きが完全に止まった。
それにほっとしてしゃがみこんでいた郁流と透流を抱きしめると、2人がピクリと動き、顔を上げた。
「みおが、ないてる。」
「...いかなきゃ。」
ふらり、と立ち上がった郁流と透流は、フラフラとした足取りから次第に駆け足にかえて、観覧車へと向かっていく。
私もその後を慌てて追いかけた。
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ぷぅ(プロフ) - はい、ありがとうございます(#^.^#) (2018年11月4日 2時) (
レス) id: d0100f321f (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ぷぅさん» 激裏...書いたことが無いのでとりあえず他の方の作品読んで学んできます笑書けそうでしたら書きますが、無理..！！ってなったらごめんなさい！！ (2018年11月3日 23時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 番外編の方に半年前に二人が久しぶりに一つに繋がった時の激裏ストーリーを書いて欲しいんですけど可能でしょうか？もし可能であれば宜しくお願いします(´∀｀) (2018年10月24日 16時) (レス) id: d0100f321f (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - salomeさん» ありがとうございます！！！たしか、ナタリーさんの子供と3つ子の話の後くらいにリクエストして下さいましたよね！！その位にいれておきます！！ (2018年10月14日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
salome(プロフ) - リクですが前に同期組と沖矢さんとハロの絡みを見てみたいという話覚えていますがハロを見た時どんな反応をしたり可愛がるのが見てみたいし名前の由来で盛り上がったりそこに降谷一家も交えてほしいです (2018年10月14日 19時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空良
| 作成日時：2018年8月20日 9時
