黄金帝の恋愛事情【テゾーロ】

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『ごちそうさま』


私は女の子を店長さんに引き渡し部下を片っ端から追い払った。


部下「ひぇぇ！テゾーロ様に御報告しないと！」

あれま？
テゾーロ様に告げ口か…
まぁいいや。



『大丈夫だった？』


女の子「うん！おねぇちゃんありがとう！」


私が女の子を撫でると女の子は嬉しそうにした。


店長「ありがとうございます。」


男の子「ねぇちゃん強いな！」



店長や色んな人が私にお礼を言ってくれて嬉しかった。



『ところで…彼奴らが言ってた、借金って何の事ですか？』


すると店長さんは顔を曇らせ話してくれた。


店長「私達は賭けに負けて多額の借金を背負わされたのです。
この子達も父親の借金を返すために働いています。」


あの子達が⁉………




男の子「ケッ‼金が無けりゃ自由になれねぇんだよ！」


男の子がドカンと机を叩く。



テゾーロ様…がそんな事を……




まるで天竜人じゃない！



ズキンと痛む背中の紋章………



『ありがとうございます。』


店長「いえいえ」


店長さん達の役に立ちたい……


『あの…少しですが…これ』



私は自分が持ってきたケースに入ったお金を全てあげた。




店長「こんなに大金⁉受け取れません」



『いいんです。お金はまだあるので。それにお料理のお代払わないと。
これで足りるかしら？』



女の子と男の子「ありがとう！」



私はその子達の頭を撫で、店を去った。







『あ！もうこんな時間⁉』


気付けばそれなりの時間だった。



行きも帰りも歩きか…ツライ………




亀カーでも使うか！

でも流石にテゾーロ様にバレる……



？「A？」


私がテンパってると桃色のモフモフ…いやドフィがいた。



『あ！テゾーロ様との話は終わったんですか？』


ド「あぁ。ついさっきな」


ドフィは私の頭を撫でると…
ド「今から美味しいスイーツ食べにいかねぇか？」



『え！スイーツですか！？行きたいです☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆』


ド「フフフフ…じゃあ行くか」




私とドフィは、何故か手をつないで店へ向かったのだった。







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『何で手を繋ぐんですか？』
ド「Aが迷子にならねぇようにだ』
『子供じゃないんですよ！！(頰っぺたプクー)』
ド(可愛い///)

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