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SUGA
NA「ユンギ〜！私ね〜ジンと、ナムジュンと、ホソクと、ジミンと、テヒョンとジョングクが好き！」
俺の背中の上でソランはまだ喚き続けている。
ソランの家に入ってからも、ソランは喋り続けている。
防弾少年団を好きな事は大いに結構。だが、一つだけ納得がいかない事がある。
NA「あのね、ジンが〜･･･ナムジュンが〜･･･ホソクが〜･･･ジミンが〜･･･テヒョンが〜･･･ジョングクが〜･･･。」
さっきから俺の名前が出てこない。
喋り続ける口をどうやって止めようかと考えていると、ソランの口がピタッと止まった。
そして、しばらく間があいた後俯きながらこう言った。
NA「でもね･･･ユンギが1番好きなの。私を助けてくれてありがとう。私を好きだって言ってくれてありがとう。」
顎に手をやり上をむかせると真っ赤な顔して、ふにゃりと笑った。
こんなソラン初めてみた･･･。
ゆっくり抱きしめると俺の肩に顔を埋める。
あー可愛い。
心臓の音が自分の耳に響いている。
デートまでキスするつもりなかったのに、これは耐えれそうにない。
ソラン？
名前を呼んでも返事がない。
ソランのやつ恥ずかしがってるのか？
体をゆっくり離すと･･･
NA「･･･zzZ」
･･･寝てる？
信じらんねぇ！この状況で寝るか？！
呆れてものも言えないとはこのことか･･･。
起こすのも可哀想だから、仕方なくソランをベッドへと運ぶ俺。
しばらく寝顔を見て俺も宿舎へ帰ろうと思い、立ち上がろうとすると俺の服をソランががっちり掴んでいる。
あーもう！なんなんだこいつ。俺をどうしたいんだ？！
その日俺は、すやすやと眠るソランの隣で一睡もできなかった。
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作者名：月未
| 作成日時：2018年8月3日 16時
