少年と少女。 (ページ27)

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JIN

1時間。

ヒチョルさんが僕らの宿舎にソランを運んできてもう1時間たった。

その間、ソランは休憩する事なく僕らへの愛を語り続けている。

V「ねぇ、これ止めた方がいいんじゃないですか？！」

小声でテヒョンが話しかけてくると、ソランがいきなり怒り出した。

NA「聞いて！私の話しを聞いて！」

JN.V「「･･･はい。」」

ソランって酔うとこうなるのか･･･。

あんまり飲ませちゃいけないタイプだな。

そんな事を考えていたのがバレたのか、ソランにまた怒られてしまった。

NA「ジン聞いてるの？！好きなのに、皆の事好きなのにーーー！」

床に突っ伏すソランに僕達は慌てるが、その時やっとユンギが帰って来た。

SG「･･･これどういう状況ですか？」

目の前には床に突っ伏すソラン。

そのソランを起こそうと必死になっている僕とテヒョン。

これはかなりやばい状況だ。

ユンギを怒らせたくない僕達は、必死に弁解するしかなかった。

SG「はぁー、まったくこいつは･･･ソランの家に運んできます。」

ユンギがソランを連れていくとやっと僕達は解放された。

V「ソランって酔うとあーなるんですね。」

あぁ。あいつ僕らの事どんだけ好きなんだよ。

V「他の皆にも聞かせてあげたかったなー。」

そうだね。でも、あんな酔い方はちょっと･･･

今度一緒に飲む時はほどほどにさせようと、僕とテヒョンはそう決めた。