少年と少女。 (ページ26)

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DH「ソラン、ヒチョリヒョンから色々聞いた。何も気づいてあげれなくてごめんね。」

EH「辛かったね。相談してくれれば良かったのに。」

HC「俺にも相談しないのに、お前らごときにするはずないだろ！」

「「ごときは酷い！！」」

NA「･･･ごめんね。でも、今はもう大丈夫だから！！」

グッと親指を立てるソランに、3人は穏やかな笑みを浮かべていた。

HC「まぁソランは、あいつがいるから大丈夫だよな(笑)」

EH「え？あいつって誰？」

DH「あれ～？彼氏でもできた？(笑)」

ドンヘが冗談のつもりで言ったのにソランが顔を真っ赤にするから、それが本当だとバレてしまった。

EH.DH「「誰？！誰なの？！」」

そんな2人をかわしつつ、気づけば1時間ほどたっていた。

プルルルル。

その時、ヒチョルの携帯がなり電話を出るため外に出る。

HC「悪い、ちょっと電話してくる！」

そのヒチョルが戻ってくるまでおよそ20分。

長めの電話を終えると、そこは地獄と化していた。

NA「は？意味わかんない？私とはお酒飲めないの？」

EH「いや、そうじゃないけど･･･」

DH「ソラン、もうやめとこ？」

NA「ヒョクチェさんもドンヘさんも私の事嫌い？だから、だから･･･」

うわぁーんとわざとらしい泣き声をあげながら机に突っ伏すソランがいた。

HC「なんだこれ･･･お前ら何した？」

EH「いやぁ、ソランがお酒美味しいって言うから･･･」

DH「飲ませすぎたみたい･･･。」

1発ずつヒチョルに頭を殴られ、痛がる2人を置いてヒチョルはソランを宿舎へと届ける事にした。

JN「え？どうしたんですか？」

V「ソラン寝てるの？」

玄関を開けたのはジンとテヒョン。

ソランがヒチョルにおんぶされたまま寝ているのを見て、酷く驚いている。

HC「悪い飲ませすぎた。後は頼んだぞ。」

そう言ってヒチョルはソランを2人に預けて帰って行った。

NA「･･･zzZ･･････ん～。」

JN「あっ、起きた。テヒョン、ユンギはまだ帰って来ないの？」

V「電話出ないからカトクしたんだけど、返事来なくて･･･」

NA「･･･ジン？テヒョン？あのね～私ね～皆の事だーい好き！だからもっともーっと仲良くなりたい！」

起きたソランはまだ酔っているのかフラフラしている。

フラフラしたままソランは2人にどれだけ自分が防弾少年団を好きなのか語り続けていた。