少年達と少女。 5 (ページ22)

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ヒチョル

おい、ジン。ソランなんとかしろ。

JN「はい？何ですか？」

たまたま仕事場であったジンを捕まえてソランの話しをした。

どうやら、こいつは何も聞かされていないらしい。

JN「なんでそんな事になってるんですか？」

知らねぇよ！理由もわけわかんないし！何か知らないのか？

JN「いや･･･、その話し自体初めて知りましたし。」

チッ、ユンギのやつも役に立たないし。

JN「ユンギはその話し知ってるんですか？」

知ってるよ。知ってるけど協力しないって言ってる。

とりあえず今からお前らの控え室行くから案内しろ。

JN「はぁ、わかりました。」

ジンに連れられて控え室に行くとソランが凄く嫌そうな顔をした。

NA「･･･。」

なぁソラン。何が気に入らないんだ？何でこんな事するんだ？

NA「どこに、誰に、提供するかは私が決める。」

そう言って俺の話しも聞かないソラン。

ダメだ。何言っても聞かないな。せめて理由くらい教えてくれてもいいのに･･･。

ついジンに愚痴ってしまった。

周りを見れば、よくわかってないって顔してるやつが何人かいる。

ジン以外にも知らないやついたんだな。

JN「ソランがすいません･･･。」

はぁー、こいつ意外と頑固なんだよな。

もういいや、とりあえずは諦めるわ。

じゃぁな。

ジンにそう言って控え室を出たけど、結構ショックだった。

俺にすら曲作らないなんて、ソランにとってそんなに譲れないことなのか･･･。

これは娘の成長ってやつか？

しょうがない、ここはあいつらに任せよう。