再会 1 ページ2
NOA
オッパに会いたい･･･。
でも何度頼んでも会わせてもらえない。
どうして･･･。
SG「おい。飯食えよ。」
･･･。
病院に入院してから毎日ユンギはやってくる。
会いたくないって言ってるのに･･･
SG「そんなに会いたいか？なら会わせてやろうか？」
え？なんで？会えるの？
SG「やっと喋ったな。」
そう言ってユンギに頭を撫でられた。
SG「約束な。」
･･･約束。
ユンギは私の頭をずっと撫でていてくれた。
なんでこんなに優しいんだろう。
全部捨てるつもりだったのに、捨てたら楽になるって思ってたのに、なんでこんなに苦しいんだろう。
ごめん、ごめんねユンギ。私･･･私･･･
SG「悪い子なんて言うなよ。俺達はお前に助けられたんだから、俺達だって助けてやりたいんだ。」
私、どうしてもオッパに会いたかったの。オッパだけが私の家族だったから。
私は泣きながらユンギに全部話した。
母親に虐待されていた事、死んだ時喜んだ事、オッパに会って家族になりたいって思った事。
誘拐なんかじゃない、あの日オッパと一緒に暮らしたくて私が頼んで連れ出してもらった事も全部話した。
ごめんね、オッパと会うためにみんなの事利用してた。
本当にごめんなさい。
話し終わっても私はユンギの顔が見れなかった。
ユンギに嫌われた。きっとみんなもこんな私の事嫌いになる。
怖い。
怖い。
SG「やっと本当の事言ってくれたな。全く手のかかるマンネだ。」
SG「ソラン、俺達はお前を愛してる。絶対に離れていかないから。」
そう言ってユンギは抱きしめてくれた。
愛してる？
私を？
私の事を愛してくれてるのはオッパだけだと思ってた。
私、間違ってたのかな？
メンバーだけじゃない、ARMYだって私の事好きだって、愛してるって言ってくれてたのに。
何も見えてなかった。
ううん。見ようとしなかったんだ。
「･･･ソラン。」
入り口の方から私の名前を呼ぶ声がした。
･･･オッパ？
名前を呼んでいるのはオッパだった。
オッパがいるのに、足が動かない。
ユンギが私の体を支えながらオッパの所まで連れて行ってくれた。
オッパァ！会いたかった、会いたかったよぉ。
「待たせてごめんね。」
そう言って頭を撫でてくれたオッパは昔と変わらない優しい笑顔だった。
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まゆ(プロフ) - 月未さん» こちらこそお返事頂きありがとうございます!開いて通知がある度にドキドキしながら読ませていただいてます。これから先も楽しみにお待ちしています。 (2018年7月6日 21時) (
レス) id: b9973d6c0e (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！返信遅くなってすいません。まさかコメント来てるなんて夢にも思わず……。まだ続きますが、読んでいただけるとありがたいです！ (2018年7月6日 19時) (レス) id: afa78a382c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ソランちゃん メンバーに愛され、オッパにも逢えて…号泣です。素敵なお話をありがとうございます (2018年6月30日 0時) (レス) id: b9973d6c0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2018年6月22日 23時
