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「もしかして、非公式スケジュールですか?」

「うん、そう!」

「やっぱり・・・ならこんな所にいていいんですか?周りの人にバレちゃいません?」

「う〜ん?大丈夫じゃない?帽子被ってるし」

「・・・そうですか」



オーラが隠れてないよハンソル。


そんなんじゃ秒で見つかるって・・・。



SG「おい!ボノナ!お前何やってんだよ!何でお土産屋から消えてんのさ!」

VN「あ、スングァナ」

「ひぇーー」

SG「君は?ファンの子?ごめんね、こいつもう行かないと」

VN「違うよ」

SG「じゃあ誰?」

VN「んーー、友達?」

「ひぇーーーーー」



ハンソルよ、お願いだから変なこと言わないで。


スングァンに顔を見られないように下を向く。


あぁ、どうして・・・逃げようにも逃げられない。


・・・でも、会えてしまったことが嬉しい。


スングァンは、よく笑ってよく泣いて、ミンギュやチャンと喧嘩した時は顔を真っ赤にして怒る。でもその後、怒りすぎたっていつも落ち込むんだ。


そんな風に感情が豊かで表情がころころと変わるスングァンが、僕は可愛くて仕方なかった。


ハンソルのことを探しに来るなんて、昔から二人の関係性はずっと変わらないんだね。


それが羨ましくて、けれどその中に僕は入れないことが寂しい。



「僕、もう行きますね」

VN「うん、またね」

「・・・はい」



下げた頭をさらに下げて、ハンソルとスングァンから離れた。


一瞬、ほんの一瞬だけ後ろを振り返ると、スングァンがハンソルに何かお説教みたいなことを言っている。


ふふっ、本当にあの子たちの関係性は変わらないな。


時間つぶしのお土産屋巡りをまた初め、空港内をうろうろとする。



「ふぅ〜まだ心臓がドキドキしてる」



鼓動の速い胸を撫で、深呼吸をする。


何度かしているとようやく落ち着いてきた。


どうしてあの子たちに会う時はいつも突然なんだろうか・・・まぁ突然じゃなきゃ会うことなんてないんだろうけど。


あらかたお土産屋を見て回ったあと、母の元へと戻ろうとすると周りに人が増え始めている事に気がついた。



「ねぇホントにSEVENTEENのメンバー来てるの?」

「うん!だって空港の職員さんから情報買ったもん!」

「じゃあ向こうも見てみる?ほら、あっちに女の子たちいるし!」

「うわ、あの子達も絶対メンバーに会いに来たんだよ!」

「急ごう!!」



・・・まじかよ。

・→←僕と彼ら、再会の時



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月未(プロフ) - ruru_chandayo00さん» コメントありがとうございます!全然更新してなくて申し訳ないです(/. _.\)ゆっくりとではありますが続きを書いていますので、アップするまでもう少々お待ちくださいʕ ◦`꒳´◦ʔ (7月17日 10時) (レス) id: c1de91fe05 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - 素敵すぎます!!更新楽しみにしてます! (7月13日 22時) (レス) @page8 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月未 | 作成日時:2023年4月17日 6時

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