SVTSide ジョンハン ページ35
もう終わらせよう。
あの人を殺した俺が、今までみんなと一緒にいれたことがおかしかったんだよ･･･
ヒョンが死んだと知ったあの日に俺も消えるべきだったんだ。
「俺があんなこと言わなきゃ、ヒョンはきっと今も笑ってみんなと一緒にいれたんだ」
MH「ジョンハニヒョン･･･何があったの？」
「俺は、あの人に･･･」
ほんの小さな嫉妬心だったんだ。
・
・
・
「ねぇソランヒョン〜」
「ん？どうしたの？」
「今日ってさバイト早く終わる日だよね？だったら夜ご飯は一緒に食べようよ！」
「ごめんね、予定が変わって今日は遅いんだ。明日も早いし先に寝てて」
「えーーー」
「ジョンハナごめんね」
ヒョンはいっつも忙しくて一緒にいられる時間が少ない。
その少ない時間の中で俺がヒョンのそばにいられる時間なんてほんのちょっとだけ。
そりゃまぁ他の奴らに比べたら一緒にいるかもしれないけど･･･でもそれでも足りないんだ。
･･･自分でもちょっとおかしいなって思うくらい俺はヒョンが大好きだ。
なんで？って聞かれても大好きだからとしか言えない。
そのくらい俺にとっては当たり前のことなんだ。
「ふぁ〜ぁ、なんか眠くなってきたな」
夜になって布団に入っても眠れない俺は深夜の散歩をすることに。
本当は外に勝手に出ちゃダメなんだけど時々こうやってこっそりと外に出て散歩をしている。
数分歩いて満足したら眠気が襲ってきて、宿舎に帰ろうとした時、俺はヒョンを見つけた。
「あ！ソランヒョン！バイト終わったのかな？」
どんなに遠く離れてても、夜遅くて辺りが真っ暗だったとしても、俺はあの人を絶対に間違えたりしない。
「･･･一緒にいるの誰？」
ヒョンは隣にいる誰かを見て楽しそうに笑ってた。
なんで？
自分でもわかるくらいイラッとした。
ヒョンの隣には俺がいるべきだって、そう思ってた。
ヒョンが笑いかけてくれるのが俺だけならって、そう思ってた。
だけど、そんなこと言っちゃいけないって分かってた。
だってヒョンは俺だけのヒョンじゃないから。
だからかな？ヒョンにわがまま言って”仕方ないな〜”って笑ってくれるたびに満たされていたのは。
俺だけが特別で、俺だけがヒョンに甘やかされて、俺だけがヒョンにとって可愛い弟でいたい･･･他の奴らにとられたくない。
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月未(プロフ) - ruru_chandayo00さん» コメントありがとうございます！全然更新してなくて申し訳ないです(／. _.＼)ゆっくりとではありますが続きを書いていますので、アップするまでもう少々お待ちくださいʕ ◦`꒳´◦ʔ (7月17日 10時) (
レス) id: c1de91fe05 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - 素敵すぎます！！更新楽しみにしてます！ (7月13日 22時) (レス) @page8 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2023年4月17日 6時
