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SVTSide ウォヌ ページ26

彼はいったい何者なんだろう?


あまりにもあの人に似すぎている彼。


顔はもちろんのこと話し方やちょっとした仕草までそっくりだ。


そのせいかスングァンやバーノンは彼がいたくお気に入りになったようだ。


2人ともあの人によく懐いていたからな。


それにしても・・・。


ちらりと後ろを振り向くと図体のでかい男が2人、コソコソと跡をつけている。


あまりにもお粗末な尾行に呆れてしまう。


あれで隠れてるつもりか?


ミンギュの奴、自分の体のでかさを忘れているのか?


ミョンホも・・・まぁミョンホはミンギュに付き合わされたんだろうけど。


スングァンもバーノンもなんであれに気づかないんだ?


ハルと出かけることがあまりにも楽しすぎるのか、2人はちっとも気づく気配がない。


まぁいいかと、しばらく放置しているとハルが少しの間俺たちから離れて行動をした。


俺たちは俺たちで買い物を終え店を出ると、なぜかハルとミンギュ達が一緒にいる。


何かあったのか、ハルの顔色が悪い。


ミンギュ達が彼に何かしたのか?


いや、そんなことは有り得ない。


ミンギュもミョンホもあの人に懐いていたから、別人とはいえそっくりな彼に迷惑をかけるようなことはしないだろう。


ご飯を食べに行くからと予約をしてくれていた店に向かう途中、スングァン達から離れてミョンホの隣へ移動する。



「ミョンホ」

「・・・はい」

「あの子に何があった?」

「それは・・・すいません、僕からは言えません」

「ふーん、」


まぁハルは知られたくないみたいだったし、言わないのはミョンホの優しさかな。



「ミンギュがさ、」

「どうしたんですか?」

「ハルに友達になってくれって言ってたぞ」

「え?!あいついつの間に・・・あ、だからスングァンがなんか叫んでたんですね!」

「うん」



後ろからハルの肩を叩いたかと思えば急に友達になってくれなんて言い出すから、スングァンが怒り出してしまった。


今はハルを間に挟んで言い合いをしている。



「・・・なんか、昔もあーいうのありましたよね?」

「昔?あーそーいや、あったな」

「どっちがソランヒョンの隣でご飯食べるかって喧嘩して、それで結局ジョンハニヒョンに取られて拗ねて」

「あったあった、反対隣はちゃっかりシュアヒョンが座ってよな?」

「そうですそうです笑」



懐かしい記憶に2人でつい笑ってしまった。

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月未(プロフ) - ruru_chandayo00さん» コメントありがとうございます!全然更新してなくて申し訳ないです(/. _.\)ゆっくりとではありますが続きを書いていますので、アップするまでもう少々お待ちくださいʕ ◦`꒳´◦ʔ (7月17日 10時) (レス) id: c1de91fe05 (このIDを非表示/違反報告)
ruru_chandayo00(プロフ) - 素敵すぎます!!更新楽しみにしてます! (7月13日 22時) (レス) @page8 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月未 | 作成日時:2023年4月17日 6時

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